シン仮面ライダーについて写真家視点で語る -幸せ-
「幸せという字から1本とると辛いになり、辛いという字に1本足すと幸せになる。」
シン仮面ライダーの初日の舞台挨拶付き公演で鑑賞してきました。
・ショッカーの創設目的が「幸せ」なのだから、何とも皮肉な話というか、さらにAIが決定した人間の幸福なのだから、より私は興味を惹かれました。
・上記の言葉は、映画の中で何度も語られます。私はこの映画をみて改め て、人間は辛い経験を通して何か1つ得ることにより、幸福を感じることができるのではないかと考えるに至りました。
・辛さと幸福は常に紙一重ということも感じました。あらゆることがこの紙一重であり、人間であるからこそこの一本をどう扱っていくかが本当に難しいとさえ思います。
・この一本に対して乗り越えるために、私は常に声を出して「自分にとっての幸せは何か?」「自分はどうしたいのか?」と問い続けたいです。
序盤の蜘蛛オーグメントとのバトルシーンが最高!
序盤の蜘蛛オーグメントでショッカーの構成員を薙ぎ倒す仮面ライダーの圧倒的な強さの映像表現には快感を感じました。構成員をパンチで殴る瞬間、
インパクト時の描写と音、水平に縦横無尽に動くカメラワークによって表現される破壊美が私にとっての大好きな仮面ライダーそのものでとにかくワクワクが止まらなかったです。
そして何よりも必殺技である、ライダーキックの破壊力の表現は新しさを感じました。
サイクロン号駆け抜ける姿がとてもかっこいくてこれだけを見れて私は本当に満足しました。庵野監督には本当に感謝いたします。
緑川ルリ子役の浜辺美波さんの演技が素晴らしく魅力的に撮影されていた。
・上記の「辛い」と「幸福」のセリフを語った緑川ルリ子役の渡辺美波の
演技が全編にわたってとても素晴らしかったです。
・カードの袋を開けた時はめちゃくちゃ嬉しかったです。
・写真家として、人物特に女性を魅力的に撮影する手法の一つとしてとても
勉強になりました。感謝しかないです。
予習は必要か?
予習はなくても大丈夫だと思います。ライダー1号、2号の暴れっぷりを脳みそを空っぽにしてみるだけでも十分に楽しめます。鑑賞後に知りましたが、スピンオフの漫画を見たり、ライダー1号を復習した方がより楽しみめるそうです。
劇中の背景が素晴らしい
写真家としての視点で語ります。
劇中のロケ地がどれも一級品です。特に、千葉の某所の風景は一枚の風景写真で展示しても良いくらいカメラアングルが素晴らしく、とても勉強になり
ました。写真家としても良い学びを得ることができて満足しております
最後まで読んでいただきどうもありがとうございます。