在宅仕事と不登校児
うちの長女は絶賛不登校児をやっています。
そして、私は在宅で仕事をしています。
ほぼ、フリーランスと、少しパートなので安定はしていません。(泣)
とある地方に住んでいます。きっと仕事は少ないと思います。
そんな中、在宅で良かったねと言われることも多く。
その微妙なところを少しお話します。
不登校になりそうかもって予感
保育園の頃から行き渋りがひどく、
大泣きしながら先生に引き渡すことも
しばしばありました。
そこで判明した、場面緘黙。
「長い道のりになりそうだな。」
そう感じた私は、いつしか
在宅でできる仕事への道を
歩もうと決めていたのかもしれません。
元々、小さな広告代理店のパートで
編集やライター、webの更新作業や
その他もろもろをやっていました。
この職種なら、何とか家でもできるのでは?
そして、この頃ちょうど会社の社長とうまくいかず(笑)
やめたいなー、やめたいなー
って心で思っていました。
そのことを、知り合いにチラっと言うと、
あれよあれよとフリーでの仕事を紹介してもらい、
少しずつ小さな道が、ニョロニョロ伸びていったような気がします。
それでも、お金の心配もあるし、
本当に仕事をもらえるのだろうかという不安もあり、
パートの方をえいっっと辞めることはできず。
ズルズルと続けつつ、
少しずつフリーの案件も入ってきました。
こんな状態を数ヶ月続けていました。
そして、長女は小学校に入学し、
朝、登校班で行けず車で送ったり、
帰りは15時頃に迎えに行ったり。
1年生の時は教室まで連れて行ったり。
2年生になったら、給食を食べたら
迎えに行って帰る。
(午前中だけがんばれるということで)
2学期・・・とうとう、行けなくなり。
こんなの、会社に出社なんてできないじゃん!!
結果的に、パートの仕事は全て在宅に切り替え、
私の完全在宅(フルリモート)仕事の生活が始まったのです。
自分でそういう状況を生み出したのかも
不登校になった家庭は、親が仕事をやめたり、
職場に謝りながら何とか続けているという方も
多いのではないでしょうか。
私の場合、元々が
特殊な職種であることも確かです。
パソコンとネット環境があればどこでもできます。
(たまに取材に行きますが)
でも、ふと思うんですね。
保育園で行き渋っていて、
小学生になった未来を悲観していたあの頃
「家で仕事できたら、不登校になっても大丈夫だろうな〜」
って。
自分でもうその時に、
”そうなるように導いてしまっていた”のかもしれません。
以前少しだけ、コーチングをしてもらいました。
やはり、言動(思考も)は現実になる。
そうなるかもって思った時点で、そうなってしまう。
引き寄せの法則ではないですが、
やはり、そういうものも少しあるんじゃないかな〜って。
家庭が安心できる場所であること。
これは、誰にとっても重要なことです。不登校の家庭は特に!
今、私がずっと家にいることで、
娘は安心して休めます。
もし、会社に行ってたら。
不登校にはならなかったとは言いませんが、
きっと、私が仕事ができない焦りや会社への申し訳なさ、
それが溜まって荒れ狂っていたかもしれません(笑)
つまり、私の心が安定しなかったんじゃないかな
って思います。
他の家族にも、当たり散らしていたと思います。
(いや、今もありますけどね。)
結果的に、あの時の判断は間違っていなかったのかな。
不登校の家庭の親が働きやすい環境を
不登校の家庭は、とーってもお金がかかります。
うちは、今回はまだ給食費を止めていません。
だって、また急に行くって言われたらすぐには開始できないそうなので。
なので、食べない給食費を払った上で、
毎日お昼ごはんを用意。
引きこもっている娘に、
どっか行こうかと誘うもお金。
そして、その時間はパートできず無給。
本当にお金がかかります。
だからこそ、親の仕事ももっと柔軟で
フレキシブルな働き方を選択できる、
そんな世の中になったらいいのにな〜って
思いました。
今の時代、クラウドの仕事がたくさんありますけど
本当に低賃金です。(←たくさんやってみました)
時間はかかるのに、こんだけー?!
って感じです。
他にもあやしいサイトや広告もたくさんあります。
でも、現実は・・・
たまに取材に行くと、どこも人手不足だと嘆いておられます。
もっと信頼できる企業や個人などが
頼みやすい仕組みはないのかな
(私が知らないだけなのかな)