kanoyoshi

普通の会社員です。 書きたいことをつらつら書いてみようと思います。

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最近の記事

ノシメトンボ

種名との出会い 皆さんはノシメトンボってご存知ですか?  少し大きめのトンボで、羽の先が茶色くなっているのが特徴的なトンボです。  私は東北の宮城県で生まれ育ちました。幼少期の少しの間、宮城県加美郡中新田町というところに住んでいて、そこにノシメトンボが沢山いたんです。  当時保育園に通い始めたばかりの私にとって、それはただの「トンボ」でしかなかったのですが、ある日何の気まぐれか、母が「何ていう名前のトンボか調べてみようか」と言ったのです。  図鑑で調べた結果、我々が下した判定

    • 長年の物欲を克服した話

      皆さんは物欲、強いほうですか? 私は強いです。 いや、「強かったです」と言った方がいいかもしれない。 20代の頃から物欲は本当に強くて、最近まで(いま43歳です)「自分の物欲は底なしなんじゃないか」と本気で考えていました。 なぜ過去形になったかと言うと、ここ最近、すっかりその物欲が無くなってきたのです。 自分は物欲オバケだと思っていたのに…。 せっかくなので、何故最近になって物欲がおさまってきたのか、いくつか仮説を立てて考察してみたいと思います。 【仮説1】歳を

      • 楽しいことを書きたい

        書きたいことは色々とあるんですが、なかなか「読んでいて楽しいこと」が思いつきません。 おっさんなので、「何かイイことを言いたい」「上手いことを言った気になりたい」という願望はあるのですが、俺がちょっと良いことを書いたところで、読む人は一体何が面白いのか…。 ワイドショーのコメンテーターのように「当たり障りのない良い意見」みたいなのって、思いつくのは得意なのにな~。それを書いても読み物として全然面白くないな~、と思う今日この頃です。 今後はその辺を探りながらテキストを書い

        • 思春期に価値観をひっくり返された一冊

          「学校というやつは画一的な価値観を押し付けるところだ!」 と思っていた。 いや常々反抗的に感じていたわけではないが、結果的に思春期前半の自分は、成績とか、進路とか、部活とか、恋愛とか、すっかり「学校生活で得た価値観」を疑いもせずに信奉していたように思う。 『ぼくは勉強ができない』(山田詠美/著)という本を姉に薦められて読んだのは、中学2年とか3年とか、それくらいの頃だったと記憶している。 17歳の主人公・秀美くんは、そんな学校の価値観とは全く違う価値観で生きていた。 成績

          ひとりぼっちで過ごす幸せなクリスマスの朝に

          今年はひとりぼっちで過ごす幸せなクリスマスです。 妻が里帰り出産のために実家に帰っていて(既に子供は無事産まれました)、私は自宅に一人というわけ。 先週末は妻の実家に遊びに行って、家族揃ってケーキを食べたりプレゼント交換なんかを済ませたので、人並みのクリスマスは”済ませた”状態なんだけど、それでもやっぱり12月24日が来るとワクワク・ソワソワしてしまいます。 きっとこれって、特にキリスト教徒でもなかったけれど、幼少期に両親や祖父母がクリスマスをちゃんと盛り上げてくれて、

          ひとりぼっちで過ごす幸せなクリスマスの朝に

          昼間に飲むビールは美味い。

          ビールを美味しく飲む場所といえば、カフェやパブの屋外テラス席に勝るところは無いと思う。 特に、晴れた日に青空の下でキリッと冷えたビールを飲む幸福は、何物にも替え難い。 その美味しさにピリッとスパイスを効かせてくれるのが、「達成感」と「背徳感」だ。 「達成感」は言わずもがな。 仕事などで何かを成し遂げたあとのビールは格別だ。 また、「背徳感」も重要だ。 昼に飲むビールがあんなに美味いのは「昼間っからお酒を飲んでいる!今日はもう何もしない!」という「背徳感」がスパイスになって

          昼間に飲むビールは美味い。