8月25日(水)の相場の解釈
・昨日の米国相場
・今日の日経平均と明日の予想
・昨日の米国相場
昨日は耐久財受注が発表され、全体の数字としては横ばいでした。おそらく期待もされていたわけではないので株価への動きとしては少ないかと思いますが、中身をみてみると輸送用機器が減少しています。民間航空機の受注も急減していますので、そうしたセクターの株価は動きをみてみると面白いです。他の銘柄が上昇している中、ボーイングは先月の受注が好調だったにもかかわらず株価はずっと低迷していました。コロナの影響が大きく(今後も影響すると考えている参加者が多く)これだけ金融緩和が行われていても頭が重いのはしょうがないのかもしれませんね。
・今日の日経平均と明日の予想
今日の日経平均は凪でしたね。イベント前に下落した分買い戻しも鮮明でしたが、直前なので動きはほぼなかったです。鉄鋼は商品先物の値段があがっているのでパフォーマンス上位にきたのでしょうか。中国でも政府介入に対する警戒が薄れ、資源株を買う動きが出ています。いずれにしても小さい材料を物色する動きになりました。今週金曜の夜、ジャクソンホール会合ですので明日も動きづらい相場になるのではないでしょうか。東証一部の売買代金はギリギリ2兆円行きましたが、先週まで盛り上がっていた株式市場が久々に2兆円割れするかもですね。値動きでみても大きく買われる相場にはなりづらそうです。今日はシクリカルもディフェンシブも入り乱れている印象でしたが、明日はディフェンシブ系のセクターに一旦資金が集まりそうです。長期チャートで見てもかなり下落トレンドが鮮明(綺麗)なので反発を見越して仕込む参加者は少ないと思います。
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