商売人から学ぶ「人を動かす交渉術」③
おはようございます!!
今日はとんでもなく蒸し暑いですね…
6月の下旬になってくると、お客様もセールがいつ頃になるのか気になっておられます♪
そんな時期をを狙って、我先にいい商品を、より安くゲットしようと交渉されてくる方がいらっしゃいます♪
よくよく考えれば、ミセス(おばちゃん)は交渉の達人かもしれません。
やっぱり、度胸というか、図々しさは天下一品です♪
さて、今日も「交渉」についてお話ししますが、今までの2回分をお読みになりましたか?
どんなふうに感じられたか分かりませんが、決して難しいことではありません。誰にでもやろうと思えばやれますので、今日も最後まで読んでいただけると幸いです。
交渉するときの6つのコツ:事前準備編
交渉には準備が必要不可欠です。交渉の8割は準備と考えてください。
準備せずに交渉をうまく進めることができるのは、よっぽど経験のある人だけです。
伝えたい内容をシンプルにまとめておくことはもちろんですが、相手がどんな人達で、今回はどんなタイミングなのか、よくリサーチしておくことも大事です。
さらに可能であれば、今回の交渉が通ったらどうなるのか、次の展開がイメージできていることも必要です。
それができていないと、「今回の交渉をクリアしなければ」ということだけでいっぱいになってプレッシャーを感じてしまうでしょう。
しかし、この企画が通ったら次はここに結び付けてこれをやりたい、というステップが見えていれば、余裕をもって交渉に臨むことができます。
ここでは、事前準備として交渉するときのコツや方法についてお話しします。事前準備をしっかりすることで、交渉も有利に進みやすくなります。
事前準備1:交渉の目的を整理する
まず第一に確認しておきたいことが、何のために交渉するのか?
交渉の目的がはっきりしていないと、交渉しているときに「交渉のゴールはどこだっけ」と迷ってしまい、交渉もスムーズに進みにくくなります。
目的をはっきりさせることで、交渉のイメージがしやすくなるはずです。
話がぎこちなくなることもなく、納得した交渉になりやすいでしょう。
事前準備2:交渉相手の情報や、ニーズを徹底的に分析する
相手の状況をしっかりと把握しておくことも、交渉術の一つとしてしっかりとやっておきたいところです。
交渉相手をしっかりと分析することなく、交渉の対策を立てたとしても、なかなかうまくいかないでしょう。
相手がどんなことを求めているのかを、しっかりと把握しておくことで、相手へのメリットもしっかり提示でき、交渉が上手くいきやすくなります。
事前準備3:提案あたって想定される疑問や、不満を洗い出す
スムーズな交渉にしたいときは、相手から想定される質問を考えておくことも大切な事です。
何も考えずに交渉に臨んだ時、相手から質問されてもしっかりと答えられない可能性もあります。
相手からすると、「大丈夫かな?」と不安になりやすいです。
しっかりと質問を想定しておけば交渉でぎこちなくなりにくく、相手も安心感を覚えやすいでしょう。
事前準備4:交渉を進めるデットラインを決めておく
その場で判断をする時の基準を設けておくことも交渉術の一つです。
例えば交渉している時、相手が値下げを要求しているケースも少なくありません。
あまりにも値下げしすぎると、自分に有利になりにくいです。
「これ以上値下げしたら利益が出ない」など判断するための現状を把握して、あらかじめ基準を設けておくべきです。
事前準備5:交渉相手の中で決定権は誰にあるのか確認しておく
交渉相手の中で、誰が重要人物なのかを絞り出しておきましょう。
いくら相手を説得できるような発言をしたとしても、決定権のない人に言っても交渉は決まりません。
誰に決定権があるのかしっかりと確認しておくことで、本番の交渉の時、決定権のある人にターゲットを絞れるので、交渉が上手くいく確率もアップするでしょう。
事前準備6:他の提案や選択肢も準備しておく
交渉の趣味レーションをして、いいイメージを持っていたとしても、本番ではその通りにいくとは限りません。
相手からの合意が得られず、話がまとまらないこともあるかもしれません。
そんな状況を考慮して、他の提案を用意しておくことも大切な事です。
代替え案を準備しておくことで交渉が決裂しにくくなり、スムーズに進む可能性もあるでしょう。
はい!!
今日はここまでとさせてください♪
明日は「交渉するときの6つのコツ:事中編」をお話しします。
また明日お会いできるのを楽しみにしております。