できる女子が実践する♪具体⇄抽象思考法⑥
おはようございます!!
今日は、地域の秋祭りとしては最後のイベントが行われます♪
地元のローカル鉄道が主催でやるんですが
全部で7駅の各駅でイベントが行われ
終点の駅前の我々の施設でも
子供向けのイベントが色々と行われます♪
ホント、運営のみなさんの努力には頭が下がります。
さて話は変わりますが
私がサラリーマン時代の時のことです。
ある大型店の店に配属されたのですが…
その時の店長が
ホントに人を使うのが上手かったんです。
使うというか、動かすのが上手かったという方が正解かもしれません。
ふだんは何もしていないんです。
販売も品出しも、整理整頓も
ほんとに何もしていないんです…。
いつも、店をグルグル回って
外側もグルグル回って
誰かに何かを指示するだけなんです。
たったそれだけで、皆がちゃんと動けるんです。
ホントにスムーズに事が運び、残業も何もないんです。
もちろん早出もありませんでした。
もっと不思議だったのが
朝礼、連絡事項のやり取りなんかも一切ありませんでした。
今思えば
それだけ彼は、いつも全体を俯瞰して観察し
総勢21名のスタッフの得手不得手を把握し
的確に仕事の指示をしていたんでしょう。
これだけ
抽象と具体を使い分け
使いこなしていた人と巡り会えたのは
この時だけでした。
ただ、会社の上層部では
煙たがられていたようです。
いつまでたっても店長のままでしたから…。
久しぶりに会いたいです♪
はい!!
ということで
ここから本題に入りたいと思います♪
よろしくお願いします。
問題解決の思考回路を手に入れる方法
生活における問題解決の場面とは
•就職。
•転職。
•旅行や引越しの計画。
•様々なイベントの企画と実行。
•買い物、食事。
広義の問題解決は2通りある
•問題発見(川上):問題は何なんでしょうか。
•具体的事象から本質的課題を抽象化し、抽出します。
•問題解決(川下):その問題をどうやって解決しますか。
•新しい世代の製品や組織を生み出す場合 : なぜそれが必要か(Why)。
•定義された問題を具体的に落とし込む時 : どのように(How)。
問題解決を実現するプロセス
•具体 → 具体の問題解決:言われた通りそのまま対応します。
•過去の成功体験を押し付けます。
•典型的な問題解決:具体 → 抽象 → 具体。
•問題を見つけます → その背景を考えます → 解決策が見つかります。
【意思疎通欠如の問題を解消する方法】
コミュニケーションギャップの原因
•経験や知識、思考回路が異なることによって違うものを見ていることに気付いていません。
•横の要素:判断する材料の違い → 認識の違い。
•縦の要素:サンプルの違い → 具体と抽象の違い。
•基本的価値観が正反対なのです。
都合よく話を切り取る典型的な例
•税金の無駄遣いを辞める方針に反対する人はいません。
•削られる予算が自分に関係することに反対する人はいます。
•高齢者にとっての医療費。
•若年層や親世代の教育費。
•世の中の「公平」に関する議論で起こりやすいのです。
総論賛成・各論反対のメカニズム
•コミュニケーションギャップのひとつです。
•抽象的な総論で異論はないが、具体的事例には意見が分かれます。
•世の為政者や経営者が利用する構図なのです。
•例:M&A。
•メリット:お互いの強みを掛け合わせる。
•デメリット:1社のトップのポジションがなくなる。
自分と他人の考え方
(自分については・・・)
•特別だと思っています。
•他人との違いを見ています。
•制約条件が全て見えています。
•言い訳をします。
(他人については・・・)
•一般化します。
•他人との共通点を見ています。
•制約条件が全て見えていません。
•あるべき姿の正論をぶつけるのです。
レッテルを貼る行為も抽象化の産物
•他人にレッテルを貼る行為はコミュニケーションギャップを生みます。
•レッテルを貼る行為 = 他人を単純化して、十把ひと絡げに扱います。
•抽象化に関する人間の思考の癖がネガティブな印象を持たせるのです。
•他人には簡単にレッテルを貼るが、自分がそうされると不満に感じます。
*ちなみに(十把ひと絡げ)とは、いろいろな種類のものを無差別に一まとめにすること。よい悪いの区別をしないで、何もかもいっしょくたに扱うこと。また、数は多くても価値のないこと。
人間関係を良くするコツ
•他人のことはなるべく具体的で詳細な事情まで考慮します。
•自分のことはあまり特別視せず、引いた目で一般化する方がちょうど良いのです。
仕事でも同様の事象が発生する
•仕事の依頼にも具体と抽象のさまざまなレベルが混在しています。
•自由度の違い。
•抽象的な依頼:自由度が高い。
•具体的な依頼:自由度が低い。
•指示に対するアウトプットは、プラス方向にもマイナス方向にも振れ幅が小さいんです。
•サプライズは少ないです。
依頼側と他方の期待値は異なる
•縦軸:依頼側の指示が抽象的 or 具体的。
•横軸:仕事を依頼される側の期待が具体的 or 抽象的。
•組み合わせは4パターン想定されます。
接し方次第で上司と部下の関係が変わる
•①、④:良い上司の印象を与えます。
•②、③:双方にギャップ → コミュニケーションギャップが生じる可能性あり。
•②:面倒を見ない上司の印象を与える可能性あり。
•③:もっと自由にやらせてほしい → マイクロマネジメント。
上司・部下の理想的な関係
•依頼する → 依頼される行為 = バトンリレーと表現されます。
•部下の成長によって、自由度を上げれます。
•受け取れるポイントよりも少し上流側に設定します。
•繰り返すことで受け取れるポイントを抽象度の高い上流側に変えます。
•チャレンジの余地は上司の裁量なのです。
はい!!
今日はここまでとさせてください♪
明日は
「言葉を発する上で注意すべきこと」というお話をさせていただきます。
また明日もお会いできるのを楽しみにしております♪