靴の通販で陥りやすいトラブル その②
靴の通販で陥りやすいトラブル その①ではトラブル例を紹介しましたが、通販は履いて合っている同じ靴を再購入するにはとても便利です。
しかし、新しいデザインを購入するにはリスクも伴います。
それでも購入するなら返品交換可能かを確認し、送られた靴を最低でも5分は室内で履いて歩いて下さい。
やはり、靴は履いて歩いてみないと分からないからです。
自身の足のサイズと特徴をしる
ご自身の本当の足のサイズをご存知でしょうか?
履いている靴は23.5㎝(3E)だから私の足のサイズは23.5㎝(3E)などと思い込んでいませんか?
本当の足のサイズは22.5㎝の4Eで、合わないサイズの靴を履いているのかもしれません。
日本の靴のサイズ表記は、足長(踵~爪先までの足の長さ)、足囲(親指~小指の付根の周囲長:太さ)を示し、立った状態の足の値が足長23.5㎝、足囲(太さ)3Eなら23.5㎝/3E表記の靴が履けるように足入れサイズ表記になっています。※海外の靴のサイズ表記は異なります。
では何故、同じ23.5㎝/3E表記の靴でもメーカーやデザインでこんなにも足入れ感が違うのか?
これは靴の基型の数値がメーカーの裁量によって決まっているからです。
このことにより消費者はメーカーやデザインの選択肢が広がる一方、無数の23.5㎝/3Eの靴が存在する結果となっています。
それでもよりベターな靴を選ぶために、先ずは自分の足のサイズと特徴を知る必要があります。
足のサイズや特徴を知るには、是非、お近くのシューフィッターにご相談ください。
履き心地の良い靴を手に入れるために
先ずは自分の足のサイズを知り、足のサイズに近い靴を選び足と靴が歩いていて一体になる必要があります。
靴のデザインは、踵・甲廻り・指のつけね廻りを支持する紐やベルト付きのモノを選ぶ必要があります。
トラブルの多くは履いている時ではなく歩いた時におこりまので、履いて歩いてみて左右に体がふれないかを試します。
因みに写真の中で靴合わせの難易度はパンプス、紳士靴、紐のスニーカーの順で高くなります。
どうしてもファッションとして足の露出が大きい靴は、足の支持は小さく決して歩きやすい靴とはいえません。
良い靴のとらえ方は様々ですが、快適に歩ける靴=履きやすい靴だと考えれば足と靴が歩いている時に一体になることが必要です。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。