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子ども用サンダルに潜む危険性 その②

禁断のオシャレ!

夏季の靴売場はお母さんの手をひいてミュールのおねだりする女児の姿を見かけます。

ヒールの高いミュールでオシャレをする。可愛らしい光景ですがここにも危険が潜んでいます。

オシャレをしたい、お母さんの様になりたい、オシャレは感性を磨く上でとても大事なことです。

ただ、それは健康があってのモノ、怪我をしては元も子もなくなります。


ヒールは3cmまで

左ヒール高が3㎝比べ右ヒール高6㎝では明らかに足関節が不安定になる。

大人の女性なら経験があると思いますが、ヒールが高くなると足関節は不安定になり捻挫や骨折のリスクが高くなります。

まして、ヒールに慣れていない子どもならなおさら危険にさらされます。

その①でも指摘しましたが、成長期の子どもが強く捻挫をすれば同時に骨端線(成長軟骨)の損傷に及ぶことも少なくありません。

子どもの成長に大きな影響を及ぼすことになります。

それでもヒールのあるサンダルを履きたいなら高さは3cmまで、踵の抑えがあるデザインか少なくともアンクルベルト付きのモノを選ぶようにしましょう。

子どものサマーシューズは発育を考えて選ぶ

子どものサマーシューズは、足をつま先から踵まで確り守りつつ、蒸れない、水濡れに強く、確り蹴って歩けるのが理想です。

特に踵の芯が確りしたシューズをお薦め致します。

踵の芯がないサンダルやミュールはレジャーなど必要な場合に履いていただき長時間の使用は避けた方が賢明です。

甲がベルトで固定でき、つま先をガードしている


踵の芯が確り、指の曲がる位置と底の曲がりが一致する

足と一体にならないサンダルやミュールを薦めない理由は、怪我のリスクだけではありません。

歩行に必要なメカニクスを狂わせ様々なトラブルに発展する可能性もあるからです。


【かんのシューズ公式サイト】
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