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安全靴、足のトラブルに要注意

安全靴を履いてトラブルになっている方が増えています。

製造業を中心に女性労働者が増えていることが関係していると思います。

職場で支給された安全靴が合わない

最近は福利厚生の充実で作業着の他、安全靴も支給されています。

足が痛いと長時間立っての作業が苦痛

ところが支給された安全靴を履いて、足の底に胼胝(タコ)、外反母趾、膝痛、腰痛など様々なトラブルを抱えての相談が増えています。

また、糖尿病の方はセンシティブな問題もありますので特に注意が必要です。

会社は労働者のことを考えての支給、しかし思いとは裏腹に足が痛くなれば生産性は下がります。

労働者も会社からの支給で決められているからと無理をして履いていることが良くあります。

何故、支給された安全靴が合わないか

簡単に言えば、安全靴は男性の足を中心に考えていて、女性が履くと緩くて足に合わないからです。

緩い安全靴

安全靴以外でもUNISEX(ユニセックス)表示の中には男性の靴型をグレーディングしていることが良くあります。

グレーディングについて

グレーディング(grading)とは、立体裁断や平面裁断でつくられた標準寸法の型紙を、必要なサイズに応じて拡大したり、縮小したりすること。 サイズ変更にあたっては、各サイズが同シルエットで、デザインや全体のバランス、比率が同じになることが重要とされている。 また、グレーディング・ポイントとは、サイズの拡大・縮小を行う際の基点となる型紙上の位置。

FASHION PRESSより

問題は女性労働者が増えているにもかかわらず、一向に変わらない安全靴にあります。

女性に優しい、安全靴が早く登場してくれくことを期待します。

現状での解決策

安全靴も様々なメーカーから発売されていますので、総務の担当者に相談の上、足に合う安全靴を履くことが必要だと思います。

足に合う安全靴

また、靴内部で足が動き外反母趾などを助長しているなら、インソール(機能的な中敷き)を試してみる方法もあります。

インソールも様々なので信頼できるインソール工房にご相談ください。

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