外反母趾に良い靴ChatGPTに聞いてみた
Chat GPTに外反母趾に良い靴はと問うと以下のように教えてくれました。
ChatGPTが教えたくれたポイントを確認してみます。
1. 幅広でゆったりとした靴:足指や足底筋膜を圧迫しないように、幅広でゆったりとした靴を選びましょう。
外反母趾の多くは足が横に広がり扁平化しますので、答えとして間違ってはいません。ただ、外反母趾でも足幅が細い方もいますので幅広だからOKとはなりません。
先ずは靴を選ぶ第一のポイントはつま先の形を考慮することです。
親指が長いエジプト型は日本人にもっとも多く、靴は人差指を中心にデザインされているので親指にストレスがかかりやすいタイプです。
外反母趾でエジプト型の方は親指にストレスがかからないオブリークトゥを検討してみて下さい。
2. クッション性の高い靴底:足底にかかる負担を軽減するために、クッション性の高い靴底が良いです。また、靴底が薄い靴だと、足裏への負担が増えるため、十分な厚みのある靴を選びましょう。
外反母趾で足が扁平化している場合は、土踏まずでのクッションが作用せずペタペタ歩行となり足底の負担が大きくなります。この答えも正解です。
ただ、クッション性が高くてもインソールがフワフワで安定感のない靴はお薦めできません。
例えば、砂浜は足部の衝撃を和らげてくれますがけして歩きやすくはありません。それは蹴り出す時に足を硬くして地面に力を伝えますが、やわらかいとその力も伝わりにくく普段より筋力を使うことになり疲れます。
靴底は薄いよりは厚い方が良いですが、踏み返しを阻害しないようにつま先から1/3程度のところで屈曲するかを確認してください。ただ、外反母趾の程度によっては親指の可動域が制限されている場合もあるのでロッカソールになっている靴を選ぶ方法もあります。
3. ローヒールの靴:高いヒールの靴は、体重がかかる場所が変わってしまい、外反母趾を悪化させる原因になることがあります。ローヒールの靴を選びましょう。
ハイヒールは履いていること自体、外反母趾を助長していると考えるべきです。この答えも正解です。
ただ、ペタペタのフラットシューズが良いかといえば人によります。足首の可動域が小さい方はフラットシューズより3㎝~4㎝程度のヒール高があった方が歩きやすい場合もあります。
いずれにしてもパンプスは履く時間を抑えて紐やベルト付きで足と一体化しやすいシューズを履くようにしましょう。
4. フットベッドがある靴:フットベッドがある靴は、足のアーチをサポートしてくれるため、外反母趾の痛みを軽減し、歩きやすくなります。
フットベットとはアーチサポート付きインソール(中敷き)のことです。因みに人間の足にはアーチがあり直立二足歩行が可能になったといわれていますが、アーチバランスが崩れ外反母趾なっている方が多いのでサポートは必要です。この答えも正解です。
アーチは立っている時は安定し歩く時は適度にたわみ衝撃吸収をして踏み返す時に足を固くして地面に力を伝え推進します。
ただ、足の内側縦アーチを上げ過ぎると外側縦アーチとのバランスを崩したりアーチのたわむ機能を阻害するので適正なサポートが必要で靴を選ぶ場合や市販のインソールに変える場合はシューフィッターにご相談ください。
5. 軽量でフレキシブルな素材の靴:軽量でフレキシブルな素材の靴は、足の動きに追従してくれるため、足への負担が少なく、歩きやすいです。
フレキシブル=柔軟な素材ととらえると、確かに親指のつけねの擦れは軽減できると思いますが、外反母趾になる方の多くはオーバープロネションなどの過剰な動きが母趾にストレスをかけ発症しているので、この悪い動きを抑える必要があります。
フレキシブルな素材では悪い動きが制御不能となることもあり、特に流行ってるニット素材のスニーカーなどはお薦めできません。この答えは△とします。
Chat GPTが優秀なことはわかりました。ただ、誤解を招く回答もありましたので精査は必要となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。