誤った靴選びが子どもの体に及ぼす影響①
誤った靴サイズが子どもの体に及ぼす影響
成長期の子を持つ親御様から「何センチの子ども靴を購入したら良いですか?」とよく聞かれます。
靴は同じメーカーでもデザインが変わると靴の内部空間が変わり、実際に履いて歩いてバランスを見ないと“何センチが良い”とは答えにくいものです。
子どもの足は日々成長し個性もあって、指が短くて四角い足、指が長くて尖った足、柔らかい足、硬い足、太い足、細い足、全員違います。
個々の足の特性と、好みの色やデザインも加味しながら靴選びをすることになりますが、成長期のお子様の靴選びには特に神経を使います。
何故なら、サイズ選びを誤ると成長期の子どもは足の変形や体の歪みにつながることがあるからなのです。
同じ靴でも選ぶサイズを誤ると子どもの体が歪む
これは、被検者N君(11歳・男子)に左から同じデザインの靴を23.5㎝、24.5㎝、25.5㎝と1㎝ごとにサイズを大きくして履いてもらった写真です。
※バランスが崩れやすい片脚立位での撮影
サイズによって重心が後ろに崩れているのがわかります。
つまり同じ靴でもサイズによって体のバランスに大きな影響を与えていることになります。
子どもの腰痛が増えていることと靴サイズの関連性をこれで完全に結びつけること出来ませんが全て否定も出来ません。
つづく