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スポーツシューズ足のトラブル ジュニア編その②
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ジュニア向けサッカーイベントでの足の相談会
2022年10月8日(土)奥州ユナイテッドFC主催のNoAngry,FreePlay奥州大会(ジュニア向けサッカーイベント)に足の相談ブースとして出店させていただきました。
おかげさまで天候にも恵まれ、多くの子どもたちがサッカーを楽しんでいました。
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相談で一番多かったこと
今回の相談で一番多かったことは、アキレス腱周囲から踵にかけての痛みです。
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訴えは男の子ばかり、足の特徴としては踵の骨がやや外向きで土踏まずが低い傾向にありました。
“踵の痛みは成長痛”だからと勝手に思い込み簡単に考えている方もいると思いますが、本当にそれで良いのでしょうか?
【いしがみ整形外科クリニック】より
お子さんが『かかとが痛い!』と言ったら、もしかして「シーバー病」かもしれません。
シーバー病は、サッカーや野球などスポーツをしている小学生に多い、足のかかとに痛みや腫れが出る疾患です。
お子さんの様子に、次のような症状の心当たりはありませんか?
・ 運動中だけ痛み、休むと治る(痛みがおさまる)。
・ かかとが痛くて、つま先だけで歩いている。
・かかと辺りが腫れている。
「シーバー病」は成長期のお子さんに起こるため、“成長痛“と捉えられる場合もありますが、膝のオスグッド病と同じく、「スポーツ障害」のひとつです。
単なる“成長痛”と見過ごさず、早めに整形外科で適切な治療を受けることが必要な疾患です。
ただ踵が痛いといっても色々考えられることもあり、我々が勝手に判断することは当事者の子どもにとって良くありません。
診断を下せるのは医師だけです。
スポーツインソールは慎重に
病院に行ってインソールを処方してくれている場合は良いのですが、問題はスポーツ店の販売員が良く分かっていなかったり、ノルマ達成のために売りたいインソールを無理にすすめるケースもあります。
事 例
病院に行ったら扁平足からくる成長痛だから「土踏まずを上げるようなインソールを購入して下さい」と言われてスポーツ店に・・・スポーツ店で事情を説明し購入したインソールを入れたが痛みがひどくなった。
インソールは、ただ土踏まずを上げれば良いというものではありません。
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販売側がトラブルの原因を理解し、足の動きを整えるように調整をしていたり見立てているなら良いのですが、足も見ないでいきなりインソールが出てきたら注意しないといけません。
インソールは見立てが正しくても靴内空間で作用が変化する場合があります。
インソールは購入前に必ずスポーツシューズに入れて歩いたりそのスポーツの動作を試してみる必要があります。
つづく