靴の通販で陥りやすいトラブル その①
コロナ以降、テレワーク、デリバリー、通販など新たな生活スタイルが定着しつつあります。
それに伴い、最近増えている靴通販でのトラブルをご紹介します。
コロナでも通販は若い世代を中心に拡大
靴の通販は若い世代を中心にスニーカー、パンプス、カジュアルシューズなど、最近の傾向として低価格帯(¥2,000~¥5,000)のシューズが支持されています。
マーケッティング戦略は低価格帯でも人気タレントをモデルにSNSで拡散を図っています。
ひと昔前は低価格帯のシューズに人気タレントをモデルで採用するとの発想はありませんでした。
靴の通販は以前からサイズが多くて“難しい”といわれてきましたが、このところ販売側も量を確保するためサイズ交換OKとし、若い世代の支持を得てきています。
ところが利用数と比例してトラブルも増えている現状です。
靴の通販で陥りやすいトラブル例
最近は通販サイトで購入した靴が痛くて履けないので調整して欲しいとの依頼が急増しています。
皆様もこの様なトラブルを経験したことはないでしょうか?
靴は歩いてみて評価する必要がある
靴は、静止した状態の足で履いても問題をあまり感じられません。
問題の多くは歩いて動いた時に発生します。
パンプスなら内部で足が滑ってつま先が窮屈になったり、踵が抜けたり、右の小指側だけが痛いなど様々です。
人間の足は、大きさ、形、太さ、左右差、さらに足の動きは複雑で一人として同じ方はいません。
やはり靴は履いて歩いてみないと分からないのです。
究極の靴選びは足の特徴や動きを考慮した誂靴ということになります。
ただ、問題はどんなに技術的に長けた靴職人でも、動きを評価して作れる方はごく僅かです。
かつてZOZOMATは容易に動かない足を計測出来るようになりましたが、動いている足を評価しての靴選びでにはなっていませんでした。
したがって優れた通販サイトでも新たな靴選びにはそれなりのリスクは伴います。
つづく