【会社紹介編③】Baseconnectは○○○を売る会社です。
写真は、エレベーターに乗っていたら看板猫のゆずにゃんが一緒になった図です。
「猫ってエレベーター使えるんだ……」というのが、ここ最近の1番の驚きです。
さて、会社紹介編も3回目ですが、「雰囲気」「理念」ときて今日は「サービス」のお話です。
ぶっちゃけ、Baseconnectは何を売ってお金を稼いでいるんでしょうか?
サービスとしては、大きく2つあります。
まず分かりやすいのがこちら。
BaseconnectLISTという「企業情報データベース」です。
画像の通りで法人営業、その中でも特に「営業リスト作り」に役立つサービスです。
要は、新規営業に必要十分な品質の情報(企業概要、従業員数、売上高、電話番号などなど……)を速く・安く提供しようというものです。
これはぜひ一度体験してみてほしいんですが、自分が面接前にサービスを知ろうと思って使った際には、まずその速さに驚きました。
フリープランに登録したらすぐに50万社以上のデータにアクセスできて、検索した企業の情報は見れるしPDFでも落とせるし、軸で絞ってフィルタリングした企業の一覧もすぐにcsvでDLできます。
正直安さはピンと来なかったんですが(企業情報1件の相場観は入社前はさすがに知らなかった)、速さと便利さは体感できると思います。
さて、もう1つのサービスがこちら。
Baseconnectというナレッジエンジンです。
おそらく、両方のサイトをご覧になった方は「???」となっていると思います。
「あれ?こっちでも企業情報検索できるんじゃね???」
「同じサービスが2つあるんじゃね???」的な感じで。
ここでタイトルの話が出てくるのですが、「○○○を売る会社です」の○○○には何が入るでしょうか?
答えを(あくまでも個人的な理解ですが)言ってしまうと、それは「データ」です。
データは凄いです。
場所を取らないし、腐って廃棄処分にもならないし、アップデートも簡単です。
ただ、他の商品と違う特徴として「使い方が多岐にわたる」というものがあります。
ある企業のデータが存在したとして、それを使う方法として
・純粋にその企業が知りたい
・面接を受ける前に知っておきたい
・投資の対象にしたい
・営業先の候補にしたい
・協業の可能性を探りたい
・競合分析をしたい
などなど、様々なケースが考えられます。
普通のモノや商品であれば、そのモノ自体にある程度の「使う方法」が定められているものです。
椅子には椅子の、机には机の「標準的な使う方法」があります。
それらに比べるとデータは「使い方」とセットにしてあげないと、サービスとしての価値がブレブレになってしまいます。
その観点でこの2つのサービスを見比べてみると
「BaseconnectLIST」は、名前の通り「リスト作成」を「使う方法」として想定しており、
「Baseconnect」は検索エンジンの「エンジン」と同じ意味合いで情報の「使う方法」を規定しないサービス
と言えると思います。
とはいえ、「Baseconnect」の方はまだβ版で、課金の要素はありません。
おそらく、今後そこに何らかの「使う方法」が付与されたり、または情報量が十分に増えた時に「データがあること自体が価値」というフェーズになったりすることで、お金を払ってでも使いたい!というサービスにしていくことと思います。
ですがその時でも、売り物はあくまでも「データ」であって、サービスは「データをある文脈で使う際の使う最適な方法」であるという関係性であり続けるはずです。
そんな風に同じ商品から別の価値を取り出して、サービスとして形にできる。
こういった観点からも「データ」というのは売り物として面白く、とても奥深いものだなぁと思うのです。
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