可処分所得時間というオンライン時代の先進的な考え方。〜時間軸の概念〜
過去にこんな記事を書いたことがある。
情報が錯綜する時代における(特に学生の)時間とお金の投資先について自分なりの考えを記したが今回はその延長のようなものである。
よければ先にご一読を。
皆さんはTwitterのこの記事を見たことがありますか?
要約すると
・ライザップの新規事業のchocoZAP。
・無人でのトレーニング可の店舗
・8ヶ月で326店舗
・現段階で年商100億円のビジネスモデル。
・投資額500億のうち200億は人や物、設備に投資。300億はシステム開発、DX化
引用した記事でも書かれているが広告手法は
・松平健さんの「5秒でオーレ」
・コンセプトはコンビニジム
・一日五分でというメッセージ。など
つまり手軽で、いつでも行ける、コンビニ感覚のジムである。
なぜそのようなメッセージなのか?
近年の健康思考のブーム(コンビニでプロテインの含有量が多い商品が人気であったり)はあるが現代人の課題としてそこに時間を費やせない。
では、時間がない現代人は何に時間を使っているか?
この記事によると社会人2,215人における社会人のスマホを見ている時間は3時間以上というデータもある。
この記事の筆者も
”可処分所得時間”を奪い合う「Netflix」や「SNS」や「YouTube」が真の競合。
24時間ジムの皮をかぶった「DX事業」。であると記している。
chocoZAPのビジネスモデルが”健康になりたいが時間がない現代人に向けたサービス”だということだ。
自分はこの記事を読んで可処分所得時間の概念が現代においてはとても重要なのだと理解した。
それと共にchocoZAPから見る本質的な競合と情報のキャッチアップの能力が重要だと思った。冒頭で過去に自分が書いた記事を参照したのもその理由である。
自分の過去の記事では無形資産に投資する必要性。
そして何を”得るか?”という観点から書いていったが
その手段”何の?”情報を”どうやって?”得るかということには言及していなかった。そしてchocoZAPの例で可処分所得時間の概念の必要性を理解した。
自分が情報を取れるプラットフォームの選択にセンスが出る時代。
オンラインサロンとかTwitterとか、一見すると胡散臭くハードルが高いものもあるが、そのようなものを用いて自身の可処分所得時間を有効活用出来る人間が時代の最前線を生き、上に立っていくのだろう。