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忍たま最強の軍師みた

最高すぎ


劇場公開日に午後休とって映画行く、をやったことなかったんですが今回初めてやりました 実績解除。
しかもマチソワで映画見た マチソワで映画見るな

私は中学高校で忍たまのおたくをやっていて、いうて20期とかの話なのでだいぶ前だけど 劇場出た瞬間喋りたいこと500個ぐらいありすぎて競歩でカフェ入ったり、夜に見終わった後晩御飯食べながらそれでも喋りたいこと500個あるからこのままでは2時とかになってしまう……いうて極寒の寒空の下に無理矢理出て極寒のベンチに座り(そうでもしないと帰らないから)、「尻から冷える」いうて絶叫して1時前に解散してそれでもまだ喋ること500個あるのよみたいな最高の1日だった。高校生の私に6年がガチ任務やってるとこ見たくない?2024年まで生きたら映画館で見られるよって教えてあげたい。

4年推し(田村推し)なので今回は推し回というわけではなかったんですが4年推しって6年推しの次くらいに6年生への感情がデカすぎるオタクなので大満足でした

以下ネタバレいっぱい

きりちゃん……

もう年齢に従って小さい子が頑張ってるのを見ると涙腺にきてしまう、室町の世に戦災孤児なんかそう珍しいもんでもなかったんだろうけど。良い師と良い仲間と良い先輩に恵まれてよかった。そうならなかった孤児も山程いたんだろうな……。
お寺の縁の下かな……?で筵にくるまって雪の中震えていた小さいきり丸のカット、よくぞあの環境を生き抜いてくれた。似たような境遇の子もたくさんいただろうし冬を越せずに力尽きる子が珍しくない時代だったと思うので、変な大人に利用されたり売り飛ばされることもなく、無事に学園に入れてよかったねきりちゃん……

は組さんが大慌てしているときもいつも飄々としていて冗談言ってサラッといなしている明るいきりちゃんがずっと心ここにあらず状態で、あんなに頭が切れるしたたかな子がずっと不安とショックで頭が回ってない「無」の様子だったのが見てて辛かった、きり丸の様子がおかしいよ〜となった時に全員親身になって協力してくれるは組のよいこたち、特に乱ちゃんの「きりちゃん言ってよ〜」、ほんとに泣けた〜〜〜〜。
あの小さい子がひとりで長屋に戻って生気の消えた顔に気合い入れ直して思い出の詰まった部屋の掃除始めるのがさ……もう健気で……
天鬼との戦闘のあとの6年の怪我に全く動じてなかったのも、土井先生のことで頭がいっぱいだったのもあるけど生まれ育ちと時代背景考えるともっと酷い状態の怪我人や死体をたくさん見る機会があったのかもなと思った きりちゃん……

飄々とよく口が回るのもきりちゃんらしさなのだがいつも言ってた言葉で土井先生記憶取り戻すかも!となった瞬間にポロポロ泣きながら口八丁繰り広げるきりちゃんもしたたかでとても良かった 安心してただの十歳児に戻ったきりちゃんが安心してわんわん泣いちゃうのもお姉さんはもうだめだった 小さい身体で抱え込んでよく頑張ったね…………😭

は組のよいこたち

1年は組、末恐ろしいですよ。座学も実習もダメダメだし手裏剣も的に当たらないし〜!のお約束を冒頭からいつも通り言われ続けたわけだが、1年生からあれだけの実戦経験を積みあれだけ行動力判断力ひらめきの鋭さ意志の強さを備えたは組のよいこたちが5年後どんな6年生に育つのか、末恐ろしさしかない。凄すぎる
やっぱは組の頭脳庄左衛門が凄すぎる。なんなんだその頭の回転の速さは。
あと団蔵MVPだったな〜〜家業で慣れているとはいえ、全然知らんオッチャンに声をかけに行き、数分で「これはどこに運ぶ荷物か?どんな荷物が多いか?人足手伝いをしたい→いつ・何人受け入れてもらえるか?」の情報収集と交渉をしてばっちり潜入に成功したの末恐ろしい男すぎる。きりちゃんのバイトとかを考えると子供を労働力にするのが珍しくない時代だったんだろうけど、だとしてもあれだけ情報収集能力交渉力に長けた10歳児!!すげえよ若旦那。
そこに会計委員会でビシバシ鍛えられる体力、繁忙期に間に合わせる緻密な計算能力、出納帳簿を合わせる根気強さ粘り強さ細かな書類チェック(ちょっと書き損じてたら計算合わんなるからね)が身についてくるわけで、加藤団蔵、怖〜〜……!!!若旦那は忍にはならず実家の馬借を継ぐだろうなと思ってるけど10歳でこれができる子は将来ものすごい子に育ちますよほんとに。潮江も田村も存分に期待かけて育ててやってほしい 将来絶対ものすごいことになるから。
兵太夫と三治郎も末恐ろしいな〜と思った。人足手伝いの枠は3人!となった時に即座に自分たちの特技を活かそうと0コンマ数秒で手を挙げられる十歳児。すげ〜……!!

ハリボテの城おかしくない?に口々におかしいね〜て言えるのも専門教育を受けているとはいえ……!!土井先生、教育には成功しています 教えたはずだ〜案件はちゃんとこの子たちの身についてるから胃を大事にしてください

雑渡昆奈門さん

こなもんさんはこんなに……こんなに忍術学園の中枢に潜り込んでいて……本当に……いいのか……?組頭やぞ……🤔???と思ったが、今回マジで大変なお仕事をありがとう(尊ちゃん先生もね😂)
「素人質問で恐縮ですが……」の教授みたいなこなもんさんめちゃ笑った。嫌すぎ。は組のよいこたちにナメられまくる尊ちゃん先生も良かった。こういう授業もわかりやすいよね〜笑(激ナメられ)
こなもんさんがめちゃ楽しそうに朗らかに笑っていて新鮮でした。組頭アッハッハッいうて笑うんだ……。伏木蔵にもちゃんも会えたかな?長いこと学担やってたからたぶん保健委員の皆とも交流できていることでしょう……☺️

は組さんたちだけでなくタソガレドキまで良い経験積ませてくれる学園長先生、タソガレドキまで育てるつもりなのか……!?懐の深さ……!!とビビったけど、よく考えたら保健委員は卒業後引き抜きスカウト形式でタソガレドキに持ってかれる子も多かろうし(伊作と伏木蔵はかなり可能性が高いと思っています 伊作は現段階で就職の話来ててもおかしくないしね)、タソ側の教育(?)もやっておいて損はないのか。そこまで考えて外部の忍を受け入れて当然のように職員室に迎え入れて学担までやらせたのかな……。
は組のよいこたちが職員室に話聞きに来たとき、一瞬で深刻な空気消して全員出ていくまで終始なごやか〜な空気を作り続けたの、うわこれが大人の忍者か……と思った。情報を洩らしてはならない相手に雰囲気で悟られるわけにはいかんもんね。

諸泉……!!!!おつかれ……!!!!おまえは……色々……頑張れ……!!!(組頭、引き続き教育頑張ってください)

学年の話 

上級生、
123|456 で分けられるのかと思ってたので、
1234|56 であることが明言されてびっくりした。「4年生以下には言えない」が明言されるの、4年はまだ見習い扱いなのか……!!!連れていけない上に情報教えるのもダメなのか!!!とびっくりした〜〜
4年、不文律で先輩に聞かないようにしてる部分もあるだろうし、聞いても教えてくれないこともたくさんあるだろうな 6年は少なくとも半月以上は任務張り付きだったわけで、委員長が久々に委員会に戻ってきたけれどもガッツリ怪我してても内容は恐らく伏せられているし、自分たちに知る権利はなく、そういうことが多々あるんだろう その間、どういう気持ちで4年生たちは委員会を守っていたんだろう、どういう気持ちで先輩を出迎えるんだろう……と 思ったりなどしました。委員会活動だとほぼ委員長補佐みたいな役割になってるけど、緊急事態の外に洩らせない話は何も教えてもらえないんだな4年って。イ〜〜〜〜〜〜!!!!

個々の性格の問題もかなり強いだろうけど、5年6年の意識の差みたいなものがかなり出ていて印象深かった。5年はまだ学生意識が強い感じ、6年になるともう意識の持ちようと振る舞いから「来年からプロでやっていく」が染み付いてる感じ、あった 半月以上手がかりの見えない聞き込みを続けていた6年と、3日の見張りで「飽きた〜」「もう3日『も』やってるし」になっていた5年、明確な色の差があって、良!!!!と思いました
6年がメチャクチャ体育会系なのに対して5年てわりとZ世代だよね(室町なんよ)。

5年生!

鉢屋の「飽きた〜🥱」あまりにも解釈一致すぎて笑った、飽きるな(ほんとそう)。
学級ってね〜〜 マジでいいですね……「あの書状取りに行けないかな」「やってみる〜?」で遊びに行くみたいな顔してガチ有言実行してしまうの、学級の振る舞いすぎた。真っ先に飛び出していくのが尾浜鉢屋なの、だよね〜〜!?!?!?て大興奮 そしてふざけて遊ぶみたいな顔して楽しそうに密書盗っちゃう 怖〜〜!!!これが学級〜〜〜!!!!

エンディングで6年が6人並んで90度のお辞儀してるけど5年はそうでもなかったの、6年とだけ関わりある代だったんかな〜と思ってたら、鑑賞後にパンフ読んだら去年卒業した代で「いや5年も全然知っとる先輩やんけ!!!!」て爆笑したし若王寺先輩が前図書委員長だったのめちゃくちゃ知っとる先輩やんけ!!!!て大爆笑した。不破、やってんなあ……
ちゃんと並んでご挨拶しなさい。

門番する双忍も良かったし待機組のい組+竹谷もかっこよかったな〜〜〜〜久々知の冷静さと勘ちゃんの余裕の笑みがめちゃくちゃ印象深かった。鉢屋と尾浜、それぞれ狐と狸のイメージがあって、「化かす」が上手い学年だなと思う 優等生兵助がめちゃくちゃ冷静に陣頭指揮とってるのも良かった。豆腐の話してない兵助めちゃくちゃめちゃくちゃ仕事できる奴だ。かっけえ〜〜〜〜

パンフ小説も読んだ。底が知れない尾浜、怖い、まじで

豆腐やってない久々知ってほんとに頭が切れるし仕事ができるので、その横に尾浜が控えているのは恐ろしいことですよ。6年にはないトリッキーさというか、熱血まっすぐ6年生にはない罠にかけて騙すみたいなやり方がめちゃくちゃ上手いチームだと思う。司令塔する久々知かっこよかったな……

6年生!

4年推しの感想なのだけども、お作法はまだしも体育と会計がそりゃもう委員長にハチャメチャにやられているのは存じ上げておりますので、あれだけ美意識の高い滝と三木があんなにタイプが違う先輩にボロボロになりながらもようめげずについていってるなあ……というのは昔から常々思ってきたのですが、あれは委員長恐怖政治で抑え込んでるとか先輩が面倒だからとりあえず従っとこうではない、本気の尊敬からくる忠誠だというのを突きつけられた……1回でも6年の実力と立ち居振る舞いを見る機会があったらもう下の子は本気でついていくよね 滝も三木も向上心が人一倍あるからそれは尚更 

委員会の繋がりを考えたとしても、今の6年生イズムを一番継承する学年が4年だと思うので(体育、作法、会計、用具)、2年後の彼らにめちゃくちゃ期待しています。久々知仕込みの斎藤が新しい風になってくれそうでそこも面白そうね。

これはTwitterにも書いたんですが4年のオタクって6年に対しての「うちの先輩」という意識がやたら強くて、うちの先輩……めちゃくちゃ……かっこいいな……めろ……(👈️終始これ)

終始冷静な七松小平太、すげーーーーーーかっこよくて……任務中はいつもの元気いっぱい笑顔すら見せない。だいたい真顔。立花と並んでプロに一番近いところにいる人だと思う。
激昂した長次をサッと止めに行くのが小平太なのびっくりしたし(そっちなんだ!!)、ラストシーンで即座に窓枠壊しにかかるのも八宝斎にサッと足引っ掛けて転ばせるのもな……七松……七松〜〜!!!!!となった
てか中在家の腕力でいけるなら逆サイドの七松の地道な窓枠コンコンは必要だったのか?(まあ冷静にここの木を削ろうと即座に判断した七松を褒めたいよ)

長次のもそ……の通訳するとこの小平太もすごい冷静で、でも七松小平太は基本荒い言葉を使わないので柔らかい言い回しで、とても、よかった 知らない七松をたくさん見せてもらった。一人称が「私」なの落ち着いててたまらんよなあ。

七松、ああいう場でバシッとスイッチ切り替えるのがめちゃくちゃ上手い。絶対に笑ってはいけないめっちゃ強そう(一度ここでは笑わないと決めたら絶対笑わなさそう)
6ははどう足掻いてもダメそう 6いは耐えるけど一回ツボハマったらもうダメそう 絶対笑ってはいけない忍術学園の話じゃないんだよ今は

不勉強ゆえ袋槍の作り方を今回の映画で初めて知り、穂先だけを持ち歩く→いい感じの枝を探す→いい感じの枝を切る→持ちやすいように節や枝を落とす→穂先つけてありあわせの石で釘で打って完成!を見て大興奮した。めちゃくちゃDIYするじゃん!
でもこのDIY毎回毎回やるのめちゃくちゃ大変だろうし懐から苦無出したらもういけますの七松に「文次郎急げ!」て怒られてるのそれはそうすぎてめちゃくちゃ良かった。潮江がDIYしてる間に食満がカンフーの使い手みたいになってるし

でも面布つけながら「遅くなった」って合流してくる潮江文次郎先輩流石にちょっとあまりにもかっこよすぎなかったですか???好きになってしまう(もう好き)

6年全体の色が間違いなくある上にやっぱりクラスの色ってあって、喧嘩のシーンとか特に、冷静に選択肢を増やす上で最悪の結果を想定するい組、非情になりきれないは組、あくまで中立から入ろうとするろ組、の差 
6いの冷徹にも見える冷静さ、忍だなあと思う

犬猿コンビいいすねやっぱり……「留」「文次」て呼びあってんのめちゃくちゃ仲いいやん そのまま良きライバルであれよ。忍術学園って苗字呼び捨てやらないよね。時代的なものなんだろうか。

6いにはすごく厳格なイメージがあったので、戦場で「お前のことだから予備とか言って100個ぐらい出てくるんじゃないのか笑」「私は奇術師か」のやりとり、潮江って……そこで冗談とか……言うんだ……て普通に興奮した 
潮江、顔立ちのせいで必要以上に大人に見えるので、なんか思ってたよりかなり15歳でとても良い。「あんただよ!」が出てくるのが潮江なのもよかった。言葉遣いね。

4年のオタクから見ると6年って大人の先輩〜〜……て思うんだけど、パンフの小説とか読んでても思ったよりクソガキで安心したし年相応でかわいい〜〜と思った。なんか潮江がいちばんクソガキ。老け顔なだけでちゃんと15歳なんだよなあ。

潮江って……しっかりして見えるし、めちゃくちゃ厳格なのかと思ったら全然そんなことなくて……食満ほどまっすぐ馬鹿正直な熱血漢にもなれず、立花ほど綺麗に冷静にすっぱり割り切ることもできず、その狭間でいるのがすごく15歳を感じて、イイ……ちゃんと子供で……後輩の子達から見たらめちゃくちゃ大人なんだろうけど、幼稚園児でも中学生でも高校生でもなく、大人になった私が改めて15歳の潮江文次郎の描写を見たらやっぱり15歳って子供で…………

あんただよ!のとこで立花に無言で窘められてるのめっちゃ良かった。槍で指すなや敬語使えやみたいな無言の牽制

あの立花が予備切らしてるのもさすがに今回は……て苦笑してるのも初めて見たから、やっぱまだ学生なんだよな、プロではないんだよな……としみじみ思った。まだ可愛らしいとこがいっぱいある年齢なんだよな15歳。

6年、基本誰かに責任をなすりつけずに「自分が責任取ります」「これは自分のせいでこうなりました」の意志がしっかり根付いており、たぶんこれは素でこうなんだろうというのがすごく好きだった。記憶戻った土井先生に謝られた時に6人全員即座に出た「いえ、自分が未熟なせいです!!」も、は組さんたちを安全圏に逃がさなかったことを山田先生に怒られた時の「熱意に負けました!申し訳ありません!」が迷いなく出て迷いなく頭を下げる留三郎と伊作も、まっすぐな体育会系でとても良かった……最初に「この子達もうてこでも動かないよ〜😌」を示したのは伊作だもんね。

先程の4年の忠誠心の話にも繋がってくるのだが、4年は己の「好き」に突っ走りすぎるのと時々自意識過剰によりやらかすことがあり、という時に委員長が「私の監督不行届です、後輩をしっかり見ておくべきは私でしたがそれを怠りました」と迷いなく頭を下げるところを見たことがある、のかもしれない と4年のオタクは思った……。

自分も無茶をする性分だから気持ちがわかる部分があるのか、危険なところに乗り込んできた1年生1クラスに対して怒るんじゃなくて、留三郎の声が優しくて優しくてさあ〜〜…………😭
留も伊作も後輩の子供たちに本当に優しくするので、子供に好かれるだろうなと思った。たぶんは組救出部隊が6いだったら割としっかりと怒られている笑(勝手な行動して敵陣に乗り込んでばっちり捕まるのこんこんと怒らなきゃいけないんだけどねほんとは!)

「保健委員なんとか言ってやりなさい」「全員かすり傷です!」たまらなく好きだった。あの伊作がそんな事言うのか……😭

戦闘描写すごかったね

私たちがずっと見たかったやつ見せていただきましたね…………なんなら中学生から私はこれを見たいと思っていたと思う 2024年になったら映画館で見られるしその頃には稼いだお金で映画館通えるようになってるよと当時の私に教えてあげたい本当に。

忍たまって殴り合いの喧嘩してもギャグ的に手裏剣刺さってもギャグ表現でポカスカしたりピヨピヨ鳥とか星が飛んで終わるし(冒頭の尊ちゃんみたいな)、こんなに流血を……やっていいんですね……忍たまで……と思ってびっくりした

潮江が倒れたところにあった尖った竹で脇腹切ったの怖かったな〜〜!!!!あれ数センチズレてたら自重で思いっきり突き刺さって内臓いってましたよ……危な……!!!
序盤で額割られてダラダラ血出てた食満も、肩に一太刀喰らって支えがないと歩けなくなってた七松も、忍たまでここまでやっていいんだ……てびっくりした あと竹の向こう側から小平太の髪の毛掴まれて喉元に刀突きつけられるやつ。鑑賞後に話してたんですが咄嗟に苦無で防げたから良かったようなものの、あれが近接武器じゃない子だったら……?咄嗟に手が出なかったら……?そのまま首を……?

だからこそ6年の「私が未熟なせいです」が響くわけだが。死んでたよほんとに あと一歩で……

小平太の髪掴まれたのもだし伊作の髪の毛思いっきりバッサリいかれたのも、まあ長いとそうなるよなあ〜〜……というリアリティがあり 伊作髪バッサリやられたからその後終始短いポニーテールがぴょこぴょこしてるの可愛かったな……

「やめやめ!不運が発動している!」👈️シリアスシーンで聞く台詞じゃなさすぎて笑った

伊作と文次郎は竹林の戦闘で目やられてたけど、腫れて開かなくなってた片目がだんだん開き始める描写が細かくてよかった。

移動のときは必ず殿を務めていた立花……真っ先に「自分たちの実力では敵わない、退く」の判断ができた立花……焙烙火矢のあとに閃光弾撃って退路を作った立花……全てにおいて立花が偉すぎる……………全員集合の段が大好きなので立花の閃光弾を上から映すカットに前作オマージュを感じて嬉しかったな〜〜。
退き際の焙烙火矢、みんな怪我してたし七松が自力で動けなかったのでかなり時間なくて爆発ギリだったのあっっっぶねえ〜〜……と思った 誰も巻き込まれなくて良かったです

武将の戦いなら猛々しく派手に武功をあげたものがより強いわけですが、今作は忍者の戦いなので、砦攻めもやってることが全てエグくてめちゃくちゃ良かった(門番を縛り上げて変装用に服を奪う、太鼓台を潰し予め太鼓を破っておく、火器火薬が使えないように水に浸しておく、煙幕の中で情報を撹乱する……)
14歳15歳が自分の判断でこれやるわけでしょ まあドクタケの忍術学園は危険!あらゆる城に兵を送り込んでいる戦争の元凶!の言い分もあながち間違ってはないよな〜……と思った 卒業後プロですぐ働ける実力というのは戦闘技術というか 人を欺く技術というか 人殺しの技術を10代の子供たちに教育として叩き込んでいるということで……戦乱の世ですからね……。

しんべヱちゃまの食いしん坊描写、ドタバタギャグ描写なんだけどかなり正しいことをしているのでオオ〜〜……と思った。食べ物のいい匂いがするところには必ず人間がいますからね。今はギャグ描写ですけどこれ数年後(また数年後の話する〜〜)育っていったあとに炭治郎の鼻みたいな使い方ができると思うよ、贅沢な食べ物の匂いがするところには必ず偉い人がいますから。賢い。

卒業生たち

なにわのお二人上手だったねえ……!特に藤原くん……あんなにダメージを喰らうのが上手いJニーズがいるんだ……と思いました。今後ももっと声優やってほしい……し、桜木先輩のことも若王寺先輩のことももっと知りたい……イメージと所属委員会逆なのずるすぎるやろ……うわこれが6ろを育てたお二人なんだ!!!ってパンフ見て大興奮した。6ろほんとに良かったので……😭

映画のためのゲストキャラ、これっきりのキャラでなくあくまで私たちの知らない卒業生たちがいたんだなあ……ていう読後感のパンフ小説、良かった。4年の話まで飛んでくると思わず感激しました。ちいこ滝ちゃんかわいかっただろな〜〜

ていうかホントにめちゃくちゃお世話になってる先輩だったから6年の整列90度のお辞儀と5年の「アッ、チーッス✋️」の対比がいよいよ面白くなってきた。不破……やってんなあ…
5年推しの後輩ちんが6年があんなに頭下げてんのに5年は!!!来年最上級生になるんですよ!!!😡て担任ノリになりながら2回目見て、改めて見たらなぜか竹谷だけちゃんとお辞儀してました報告されて笑った。

パンフの小説、五年生たちに何か残せてるかなのくだりがすごく心に来た。まあタイプが全然違うからなあ5年は……。
6年の色は4年のほうが色濃く継ぐんじゃないかな……。5年は5年でもう5年イズムが確立されてる感じがある。

総括

百回ぐらい見れるなこれは

ギャグ描写に逃げず子供の泣き声、曼珠沙華、焼ける藁の案山子、で何が起きたかをすべて描いてるけどあくまで子供も見られる暗喩の描写にしてあるからゴア描写で気持ち悪くならない塩梅がよかった。こういう時代の話なんだよな……て思いました。飢えた城下町の人々の描写とかさ……きりちゃんの守銭奴キャラは完全にネタにされてるんだけど理由がはっきり見える映画で……
全員集合の段も大好きで、あれも大河ドラマ見た感じの気分になるんだけど最強の軍師もわりとかなり鑑賞後の気分大河ドラマかもしれん。えねちけ〜ありがとう。

幼稚園児の私が熱心に見ていたアニメに中学生でもう一回戻ってきて、高校生でもう一回戻ってきて、大人になって改めて映画見られて本当によかった〜〜!と思いました、何歳になっても忍術学園のこと好きだな〜〜!!


5年推し後輩ちゃんに無事にプレゼント
(私が引きました✌)


後輩ちゃんは6年を引いていたので交換してもらった
Win-Winの関係


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