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【コミュ障バイリンガルの苦悩】足りないのはユーモアのセンスとウィットのある返し

こんにちは!アメリカの栞・かんなです。

突然ですが、私の働く職場は、ほぼ全員がアメリカ人。というかロサンゼルス人。Chillでユーモアがある方が多いです。

そんな職場で働く私は自分のことを、コミュ障だと悩むことが多々あります。
英語は喋れるし、会話はできてるのに…なんか気まずいし、相手との距離がうまく詰めれない。

なぜだろうと考えて、気づきました。
わたしはアメリカ人のノリと会話のウィットが足りないんだ!

自分が同僚達と接していて思うのは、コミュニケーションの「ノリとテンポの違い」です。この、「ノリ」っていう言葉、直訳語がアメリカには存在しないのですが、英語ではきっと"Humor"にあたるのではないかなと思います。もうちょいスラング的な単語で言えば、"Vibes"かな。

アメリカもしくは西洋文化では、ユーモアって結構大事。
日本は「ボケとツッコミ」のユーモア文化があるけれど、アメリカは「時事的」ユーモアが多いと思います。例えば、政治や人種・民族間のジョークなど、日本人的には、それ笑っていいの?なんていうことが面白かったり。皮肉をあえて皮肉として話すことが、ジョークになったり。

もちろんFine Line(爆笑と失笑の絶妙な境界線)はあるから、このセンスが超大事!ユーモアのセンスが良いと、あの人賢くて、面白いよね、とその人の評価に直結します。英語圏の方と接する場合、ジョークの一言二言でグッと距離が縮まったりすること、めちゃめちゃ多いです。

あと、「テンポ」という意味で、自分自身が足りないと思うのは、”ウィット”です。もしくは「気の利いた受け答え」とでも言いましょうか。
会話ってテンポが大事じゃないですか。アメリカ人もしくは英語圏の方達との会話の中で、「ウィットの利いた受け答え」ができると、めちゃくちゃ楽しくて深みのある会話になるんだと思います。

例えばですが、同僚に”How are you?"って聞かれた時、みなさんなんて答えますか?日本の英語教育ではだいたいが"I'm fine, thank you"という受け答えを学ぶと思います。

でも、これをウィットのある受け答えにするにはどうするか?ちょっと例を挙げてみます:
"Barely Breathing!" (なんとか息してるよ!=そんな元気じゃないけど、なんとかやってるよ!)
"Can't Complain" (文句は言えないね=良くもないけど、悪くもないよ。)
”Better than I was a minute ago because you are here now" (1分前よりは調子がいいよ、君が来たからね!) 

こんな感じです。普通に調子が良い時は、"I'm good! What about you?"でももちろんOK。
でも、Goodとは言えない日の方が多いじゃないですか、実際生きてれば。
そんな時に、ちょっと皮肉を効かせて、ウィットのある受け答えができると、ちょっとした笑いが生まれて、会話のテンポが一段と軽快になるんですよね。

そんな私が、最近とっても共感した動画があるんですよね。それがこの動画👇

個人的に、すっごく共感しました。

私は、周りから見ると、英語は流暢な方だと思います。でも、とにかくユーモアとウィットが足りないから、いまだに会話のテンポは微妙だし、一緒に働く同僚とも距離を感じることも多々あります。

逆を言えば、流暢な英語ができなくても、ユーモアのセンスとウィットのある返しができれば、いろんなアメリカ人や英語圏の方達と繋がれるんじゃないかと思います。

言語力は大事だけど、結局人と人を繋げるのは、一緒に笑った経験だったり、楽しいっていう感情なんですね〜。

さて、今日はここまで。
言語や文化は関心のあるトピックなので、またの機会にもっと話せたらと思います😄

それでは!

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