こんにちは! 環境エネルギー事業協会 公式noteです。 これが、環境エネルギー事業協会の最初のNote投稿になります! 今後、このような脱炭素に関わる記事をどんどん投稿していきます。 さて、 全世界でカーボンニュートラルに向けた取り組みを加速させているなかで、日本の多くの企業でも積極的に取り組みを進めている企業が増えています。 しかし、取り組みを進めつつ、このような疑問を持っている方はいらっしゃるのではないでしょうか。 「本当に地球温暖化って起きているの?」 「起
今回は、「CO2排出量の計算」を解説していきたいと思います! 担当者の方々は必ず理解しておかなければならない内容になっております。 それでは、早速みていきましょう! 排出量の計算(温対法)CO2排出量の算定には様々な方法があります。 そこで今回は地球温暖化対策の推進に関する法律(温対法)における計算方法をご説明していきます! 温対法は平成18年4月1日をもって施行され、多量の温室効果ガスを排出する事業者(こちらを「特定排出者」と呼びます)に、自分たちの排出ガス量を計算し
今回は、実際にコンソーシアムに参加している企業がどのようにTCFD開示対応しているのかをまとめてみました! 他の企業がどのような範囲で分析、開示しているのか気になっている方は多いと思います。 ぜひ、今後の算定、目標設定、開示の一助になれればと思います。 それではいきましょう! TCFDコンソーシアムの会員数TCFD提言を支持する法人が参加する「TCFDコンソーシアム」の会員構成は、どのようなものでしょうか? さまざまな業界からの参加があり、その活動内容も注目されています
皆さんのなかで、以下のような疑問を持っている方がいらっしゃるのではないでしょうか? TCFDは義務化されたの? 具体的にどのような背景があるの? このような疑問に答える記事になります! サクッと理解を深められるような内容になってます。 それではいきましょう! 2022年、東京証券取引所とTCFD開示の動向2022年4月4日、東京証券取引所は新しい市場区分「プライム」「スタンダード」「グロース」を導入しました。特にプライム市場の上場企業には、TCFD開示が事実上要求され
今回は多くの企業が参加している「TCFD」について紹介していきます! 多くの企業や投資家がTCFDを参考に情報開示を進めていますが、実際には「TCFDコンソーシアム」という組織を知らない方も多いかもしれません。 このコンソーシアムはどのような役割を持ち、企業にどのような価値をもたらすのでしょうか。 今回の記事では、TCFDコンソーシアムの魅力とその参加の意義について詳しく解説していきます! TCFDコンソーシアムの役割TCFD開示が増えている背景で、多くの方が「TCF
今回は、そもそも脱炭素経営とはなにか?また脱炭素経営を推し進める企業がテーマとしている「LCA(ライフサイクルアセスメント)」、そしてデータという観点で非常に重要な役割を担っている「IDEA」について簡単に解説していきます! 気候変動と企業の取り組み 現在、気候変動と温室効果ガスの問題に関する関心が高まる中、多くの企業は環境に優しい経営スタイルを模索しています。こうした経営スタイルを「脱炭素経営」と称しています。 かつては、気候変動への対策はCSR活動の範疇であったことが
今回も気候変動問題解決に伴う、「基礎知識」についての記事になります! 温室効果ガスとして知られるCO2が増加することで、我々の地球は徐々に温暖化しています。しかし、具体的に「CO2を1トン減少させる」というのは、実際にはどのくらいなのか想像がつかないのではないでしょうか? そこで今回は、日常生活の中の様々な事例を通して、その大きさをイメージしてみましょう。 1トンってこのくらい!🏠 日本の家庭の半年分の電気使用量 日本の家庭の1年間の電気の使用量の平均は、4,322kW
近年、プライム上場企業の中で、Scope1および2の情報開示が必要となり、気候変動対策の必要性がますます増えてきています。この記事では、環境に関する非営利組織「CDP」を中心に、その評価基準や目的について深掘りします。 CDPの役割 参考: CDP公式サイト CDPは、全世界で認知されている環境関連の非営利組織です。その主要な目的は、企業の環境への取り組みを評価し、それをステークホルダー(投資家、顧客、政府など)に明示することです。 CDPの3つのアンケートの概要CD
気候変動対策がさらに加速する中、プライム上場企業でのScope1,2の公表の義務化によって多くの企業の二酸化炭素排出量の算定が取り組むようになりました。 この動きに伴い、「Scope3」の重要性も増してきており、今後の動向が注目されています。この記事では、Scope3に関する企業の実際の動きや取組を取り上げます。 ⚙ Scope3の概要 特定の業界(特に製造業など)では、サプライチェーンを通じたCO2排出量の削減は急務となっています。この中で、企業は自らの排出だけでなく、