【📏算定】CO2排出量の計算方法をわかりやすく解説!
今回は、「CO2排出量の計算」を解説していきたいと思います!
担当者の方々は必ず理解しておかなければならない内容になっております。
それでは、早速みていきましょう!
排出量の計算(温対法)
CO2排出量の算定には様々な方法があります。
そこで今回は地球温暖化対策の推進に関する法律(温対法)における計算方法をご説明していきます!
温対法は平成18年4月1日をもって施行され、多量の温室効果ガスを排出する事業者(こちらを「特定排出者」と呼びます)に、自分たちの排出ガス量を計算して、それを国に報告する義務が設けられました。
温対法では、CO2だけでなく、その他の温室効果ガス(例:メタン(CH₄)、一酸化二窒素(N₂O)、ハイドロフルオロカーボン(HFC)、パーフルオロカーボン(PFC)、六ふっ化硫黄(SF₆)、三ふっ化窒素(NF₃)など)も対象としています。そして、各ガスの排出量をCO₂換算して計算をする必要があります。
排出量算定のフロー
STEP1 排出活動を特定する
事業者が行っている事業の中で、温室効果ガスに該当する排出源がある事業を特定します。
STEP2 活動ごとの排出量を算定する
STEP1で特定した活動ごとに排出量を算定していきます。
ここでは、以下のような式に基づいて計算を行います。
STEP3 排出量の合計を算出する
活動ごとに算定した排出量を足し合わせましょう。
STEP4 排出量のCO₂換算値の算定
一番最初にご説明した、温室効果ガスごとの排出量をCO₂単位換算していきます。
以下のような式で算出しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
CO2の排出量は様々あり、どのような目的で使用するかによって異なります。
今回は、温対法における計算方法をご紹介しましたが、また別の記事では異なる算定方法をご説明できればと思います。
今回の記事が、皆様の算定の一助となれば幸いです。