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凝り固まらせない

たとえば肩甲骨
たとえば股関節
たとえば首や手足首

同じ姿勢でいることが多いと
どうしても凝り固まったりしてしまう


“まずは身体の眠っている部分を
やさしく起こしてあげること”

スポーツトレーナー時代に
初めてジムに通われる方や
久し振りに運動する方にかけていた言葉です


いきなり万全に動かさそうと思っても
そうは身体が許しません

思うように動かせなかったり
痛めたりしてしまうことだってある


まずはやさしく伸ばすとか回すみたいなことだったり
軽い負荷でトレーニングをしてみることで
身体に「おーい、起きて」と話し掛けるように慣らしいく

そこからちょっとずつ
楽しめるペースで続けていく

この“続ける”ってことが何より大事だったりします


身体だけでなく
思考もそうで

時代や社会は変化しているのに
変わらない固定観念とかってあったりする


何でも新しければ良いってわけではないし
時を経てきたものが悪いということではなく

それがただ凝り固まったものにならないように
ときどき動かしてみたり
ときどき外の風に当ててみることも大切


閉じていないかな?
乾き切っていないかな?
凝り固まっていないかな?

扉の鍵は開けておいて
心にも身体にも
適度な養分やストレッチをお忘れなく。


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