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寂しいを理由にすると

“どんなヤツとだってな、
いつまでも同じ場所にいられやしねえんだよ
(中略)
何かを選ぶ時はな
寂しいを理由にするのはやめろよ
人ってのは寂しいを理由にすると
てめぇの足元すら見失っちまうんだよ
そうやって間違えた道を進んじまう”

(TV東京系列 ドラマNEXT『ひだまりが聴こえる』第10話より)

このドラマは
難聴によっていつしか人と距離を置くことが当たり前になってしまった中沢元紀さん演じる大学生の航平と
小林虎之介さん演じる明るくまっすぐな性格の同級生・太一という2人が
聴覚に障がいのある生徒に講義内容をリアルタイムで伝えるボランティア“ノートテイク”によって繋がり
近付いたりすれ違ったり2人の不器用な⼼が繊細に描かれたヒューマンラブストーリーです

引用の台詞はでんでんさん演じる太一の祖父の言葉

ある決断に対して迷う太一に向けられる、
ちょっと乱暴ながら愛のある温かい言葉だなと思い引用させていただきました
 
 
 
以前に
『その決断を迷わせる理由』というブログを書かせていただいたことがあります

“情”ってとても素敵で大切なものなのだけれど
自分の人生の大事な決断の際に
ときに足枷のような存在になってしまうこともあります

よくお伝えしていますが
大切なものを守るためには
大切な誰かを守るためには
まずは自分自身が“大丈夫”であることが大切です

本当にそれで良い?
本当は自分はどうしたい?
大切だからこそ自分はどうするべき?

離れてみたり
放してみたりしながら
フラットな目を持つことで
自分にとって、また、お互いにとって
より良い判断ができることもあります
 
 
 
どうか閉じることなく
思考を広くやわらかくお持ちいただけたら。


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