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通勤電車でのできごと

朝の通勤時、誰かが、電車に乗り入れる時に日傘をポトリと落としました。私は、落ちた瞬間を見ていないので誰が落としたかはわからなかった。
落とした本人が気づいてそのうち拾うだろうと見ていました。

でも一向に拾う気配がありません。見かねて親切そうな 顔は見てませんが女性の声で

「どなたか傘を落としませんでしたか?

違いますか?」

と聞いたところ、なんとその、周りにいた人は、首をよこに振ったり違うと言ったのです。

 あーあ。せっかく親切で言ったのに空振りです。

あの中の誰かが落としたことは、確かな事実なのに。朝から摩訶不思議な状況に遭遇したお話でした。


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