漢方って日本の風習で独自に進化
漢方って中国から伝わった薬のことでしょ?」と思われている方も多いかもしれません。
確かに古代の中医学がベースになっていますが、実は日本人の体質や風土にあわせて日本人のために進化した「日本独自の医学」なのです。
遠い昔、中医学は朝鮮半島を経由して日本へと伝えられました。
7世紀になると、遣隋使の派遣が始まり、直接関係を持つことでより深い知識を得るようになりました。
室町時代になると、より日本人にあったものへと進化し庶民にも馴染みある一般的な医学となりました。
江戸時代に入ると、また別の医学が日本に伝えられました。
『西洋医学』です。
長崎・出島のオランダ医師から広まったため、西洋医学を「蘭方」、これまで使われていた医学を「漢方」と呼ぶようになったのです。
明治に入り西洋文化を取り入れるために漢方医学が民間療法として進展する。
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