夜間は青少年の健全育成ができない?

どんなルールを作成するかは当然、施設管理者の権利・自由だが、「夜23時以降は青少年の育成が不健全」は根拠が曖昧だ。真っ昼間からでも不健全な育成をする大人はいるし、睡眠時間が一日くらい短くても健康上問題のない子供もいる。ケースバイケース・程度問題だろう。

そもそも、「場の提供をしない」という排除の論理で問題は解決しない。監視カメラ等と同様、却って犯罪を別の場所に追いやり、一時的・表面的に問題を見え難くするだけだ。解決は先送りされ、後世に遺恨を残す。排除したがる人は「自分さえ良ければ良い、子孫の事は考えない」のである。
寧ろ、場をオープンにして監理・観察し、治安当局等と連携した方がよほど「青少年の健全な育成」に繋がる。それが面倒だから条例を口実に門前払いをするのなら、事勿れ主義でしかない。

現在は弁護士の界隈ですら、「時間帯で一律制限が合理的」という認識・・・。青少年期に本当に健全な育成を施された人なら、この程度で思考停止しないのだが🙄

以下、弊サイトより抜粋。

犯罪者予備軍や人格障害者ら心を病んだ不幸者無教養者は皆いわば一次被害者。彼らを救済しないから二次被害が発生。
被害者にしか共感できない偽善者ほど加害者を同属嫌悪し「厳罰すれば解決する報復できる許せる償える」と正義面・自己欺瞞。

人に歴史あり。同遺伝子同環境で同経験を経れば誰もが同タイミングで同じ過ちを犯す。その想像力がない者ほど当事者を非難。
低水準教育の犠牲者に必要なのは憎しみ(情報遮断・処罰・排除・放置)ではなく愛(情報共有・高水準教育・精神治療・救済)。

同じ原因は常に同じ結果を生む。時に結果が異なるなら、それは原因ではなく主観的な理由や動機条件言訳口実根拠切欠発端相関。
原因ではない表層的事象の解消は偽善・自己欺瞞。根本的解決にならない。故に、仮に貧困を無くしても富豪が罪を犯す。

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