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カナナヱ
2021年4月15日 23:39
カップラーメンにお湯の代わりに悲しみを入れて3分待って空けたら、中には私の笑顔の顔写真が入っていた。それ以来、わたしはわたしの人生に興味がなくなってしまった。何も無い畳の部屋のなかで、わたしは当然の如く全裸で寝転んでいた。まるで赤ちゃんみたいに手足をぎゅっと身体に寄せて、天井の模様をじっと眺めていた。もちろん、天井の模様がアハ体験のように徐々に変わっていくなんて素敵な出来事は一切起こらないまま