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滝、地酒、キャンプ!

さあ夏休み。
今年は去年行きそびれた、赤目四十八滝キャンプ場へ行ってきた。

赤目といえば、天然記念物のオオサンショウウオがいるところ。
そして、オオサンショウウオセンターはこの春、赤目滝水族館としてリニューアルオープンした。
22歳の館長ということで、メディアにも取り上げられていた。

元々、800円ほどだった駐車場代が無料になった代わりに、実質的な値上げで入館料(入山料含む)は大人一人1000円。
それでもこの自然が守られるなら、ね。
お盆時期の10時半頃に行ったので車が駐車場待ちの大行列。11時には停めれたけど、早めに行く方が良いね。

入口でお金を払ったら、赤目滝水族館に入る。
以前のオオサンショウウオセンターとの違いがわからなかったけれど、大きなオオサンショウウオが最後にぬうっといてた。

実物はかなり大きくてびびる

はじめの見どころまでは歩いて20分ほど。
階段などアップダウンが続き結構堪える。
けれどここまではサンダルやワンピースなどインスタ映えを狙う女子も来ていた。
かなり高齢の方も来ていたので、まずここまで来たらオッケーだろう。
大きい滝も見れるし、足をつけてちゃぷちゃぷも出来て気持ち良い。
完全に水着で来ているちびっ子たちも。

なんだか亀の顔みたい
陽が美しい
上の橋を渡ると見事な滝が見れる
頭を撫でると良いことが
魚もいっぱい見れる


布曳滝、この滝は見事だった


20分ほど歩いた八畳岩のところで次女が熱中症のような症状になり、顔面が蒼白になった。慌てて冷やして休憩。何とかおにぎりも少しずつ食べれるようになり、布曳滝まで行き八畳岩まで戻るがもう今日はこれ以上歩くのはしんどそう。
この時の息子の応急処置が見事で、普段ゲームしかしてないけど立派に育ったなと。親よりも適切にテキパキと動いて感心。
よく親が頼りなかったら子どもがしっかりするというあれだろうか。

その息子の提案で、旦那と次女には川でゆっくりしていてもらい先に下山してもらう、私と息子で岩窟滝まで行くことにした。
そこからだと片道1時間10分かかるらしい。(紫の道)


歩く。歩く。歩く。
いくら気温が27度くらいだとは言え、山道を登ると汗だくになる。


時々川の水にハンカチを濡らしてそれで汗を拭く。
息子と2人2,3回休憩を取りながらひたすら歩いた。
片道55分で目的地に着いた。1時間10分コースなのでかなりハイペース。
往復2時間20分の予定が1時間50分。
自転車通勤の甲斐があったかな?(片道3キロだけど)

下山してからのお楽しみは、地酒!

「私は地酒を選ぶから、あんたは「へこきまんじゅう」買ってきて。
味は適当に違うの選んで!」

息子に行列に並んでもらっている間、お土産物屋さんで地酒を吟味。
キャンプで飲む冷えた吟醸の小さい瓶と自宅用に純米酒と2本購入。

へこきまんじゅうって?ネーミングも面白いけど、すごく美味しかった。
さつまいもの生地の中に色んな具が入った洋風なおまんじゅう。
焼き立てが売られていて色んな種類があり選ぶのも楽しい。



赤目水族館のすぐ手前にプリンのお店も

お土産に買った有平糖(ゆいへいとう)、職場でも好評だった。外が薄い飴で、噛んで食べるお菓子。中の黒ごまとの組み合わせもGOOD。
落花生味も人気みたい。
これを買いにだけでも行きたいぐらい、美味しかった。


今回のキャンプ場はこちら赤目四十八滝キャンプ場
テントサイト5サイトとバンガロー4つしかないので本当に静かでゆったり出来た。

赤目四十八滝へ行く途中にある。歩いたら10分くらいだそう。
ここは以前公的機関が運営していたが、今は民間が買い取り、改装し運営している。

「キャンプ 関西 安い 穴場」

こういうワードでググるが、GWやお盆はどこもいっぱい。
全然穴場ちゃうやん!となる。
そこで私は地道にグーグルマップを拡大していってキャンプ場を見つけた。
それがここだった。

口コミも良いし、すごく綺麗そうだし、こじんまりとしていて静かそう。
息子も受験生で、お盆しか空いていないので人気のところは取れない。
それで、久しぶりの赤目も良いなぁとここに決めたのだ。
(3か月前の月末が予約開始日というのも良い。11月の予約開始日は8月31日(土)9時~受付開始予定。)

トイレはウォシュレット付きで、めっちゃ綺麗。炊事場は網戸や引き戸で完全に虫をシャットアウト。すごすぎる。
受付しに行くとエアコンが効いていた。
そして、管理人のお兄さんがもう優しくて素敵すぎて。
ちなみにY3を着てたオシャレさんです。

オートキャンプ場ではないが、カートを貸してくれるので橋を渡って荷物を運ぶのも苦にならない。

私たちが借りたのは、唯一のデッキサイト。
これが大正解で、荷物も置けるし椅子変わりに腰掛けられるし、本当に良かった。
何よりも午後からは日陰になるし、さらに午前中もテントをたたむ11時頃は木で影になり日陰の中撤収が出来た。この暑い夏の最中、万歳である。

テントを張った後は、みんな前の川へ。
私は片付けつつ、暇になりビールを。もう最高!

レトロな6人用家型テント
建てるの大変だけど中は広い

夕食はバーベキューと地酒。
ああ幸せ。
息子がボーイスカウト能力を発揮して完璧なご飯を飯盒で炊いてくれた。
さすがだわ!

吟醸 瀧自慢
すっきりしていて飲みやすい

小さなキャンプ場、何が良いって全て近い。
炊事場は隣だしその横はトイレ。

花火は楽しいね


花火もして、コインシャワーをしようかと思ったが、お風呂は車で15分、名張のスーパー銭湯へ行くことに。
(オフシーズンなら、近くの宿の日帰り温泉を楽しめる。)
これが大正解で、本当に気持ちよかった。
ちなみにスーパー銭湯は特別料金で4000円。
キャンプは5800円。

紅葉の赤目も綺麗だろうな。
一番ハイシーズンだろうな。


簡単朝食 焼きそばパン
インスタントの焼きそばを挟んだだけ
美味しく感じるのはキャンプの魔法
子どもたちはロッジが
エアコン効いていると知り羨ましがってた
ロッジは綺麗だけど、部屋のみの簡素な作り
前でバーベキュー出来るし
冬も良いかもなぁ
駐車場はこの右
自動販売機もあった
キャンプ場は橋を渡って左手

レンタルが充実しているのでキャンプ初心者でも安心。うちは蚊取り線香を100円で購入。

今年も楽しい夏の思い出になった。


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