プレゼント狂騒曲。プレゼントの正しい選び方とは。
先日のバースデーパーティプレゼント編。
お金はいらないと言われていたので一人5000円相当のプレゼントは用意しようとママ友3人で5000円の花束と、1万円くらいの物を探した。
長女は友人とプレゼントを買いに行くと言うし、当初は他の家族は参加予定ではなかったのだ。
「20歳 プレゼント 誕生日」と検索し(実際には19歳の誕生日)、素敵なリーフのピアスを見つけた。パヴェダイヤモンドがあしらわれたデザインで、ダイヤモンドは獅子座の貴石とのこと。Yちゃんは最近ハワイのハイスクールを卒業するまで約4年ハワイにいたので、自然がモチーフというところも気に入った。
サザビーリーグが2018年から手掛けているアルティーダウードというオンライン販売中心のブランド。ラッピングもシンプルでサスティナブルで今風。
カードは印字もしてもらえるが、無地を貰って友人たちと手書きした。
そして、長男と次女も招待され一度は断ったけど最終的に行くことに。
長男と次女が行くことが決まったので、次にまたプレゼント探しの旅へ。
フランスのキャンドルブランド、ディップティック。ここの着る香水というのを次女が見つけ、これが良いんじゃない?と言ったがレディースは完売。
ディップティック、名前は知らなくても有名なこのキャンドルは見たことある!という方も多いのでは。
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Yちゃんは9月からアメリカの大学へ行くため、重いものはNG。そこで、香りのオーバルという引き出しの中に入れたり、クローゼットの中にかけて使う香りにした。
サンジェルマン34は今は表参道とオンラインの先行販売ということ、ウッディ系の香りは好きそう!と娘から聞いてこれにした。
先ほどのアルティーダウードとは対極で、ゴージャスで高級感あふれるラッピング。紙袋もやたら大きいし、箱もしっかりしている。
カードはメッセージを印刷してもらい、手書きのメッセージは別で添えた。
そして、プレゼントも万全に揃ったバースデーパーティー前日。
旦那が急遽出席することが決まった。
プレゼントを買う時間、選ぶ時間もないし、もう仕方ないなぁと言う私に
「プレゼント買ってる」
とボソッと言う旦那!
「え?!どういうこと?何買ったの?」
そう詰め寄る私に、
「本」
と一言。
旦那が言うには、私たちを送迎する時に、「お誕生日おめでとう!アメリカでも頑張ってな!」と一言言ったらいいやんと私が言ったけどその時に渡そうと思って独自でプレゼントを探しに行って買っていたとのことだった。
うちの旦那は秘密主義というかユニークなので、私みたいにベラベラ喋らない。あっと驚かせるようなことを時々するのだ。
「本?なんの本?」
「勉強の本。Yはこれからアメリカ行くし、他の国にもいろいろ行くことになるやろ?だからその時に役立つ本」
と言う。曖昧な回答。やっぱり、何の本かはっきり教えてくれない。
もう諦めて、ふーんと言う私。
そして、当日、その場ではプレゼントを開けなかったYちゃん。
会場の飾りつけを一緒にした娘は、お開き後、片づけも一緒にするからとその後Yちゃんのお家へ。Yちゃんパパに深夜うちまで送ってもらい帰宅。
翌日。
Yちゃんのママから、写真と
「パパからのプレゼント、むっちゃ喜んでいたよ!パパによろしく~」
とラインが入った。
私がママに、何の本か私も知らんねん、と話していたのだ。
その写真にはめっちゃ笑顔で本を持っているYちゃんと娘が!!
その本とはコレだった!!
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やられた~!!
Yちゃんは超常現象とかユーマとか好きと小学校高学年の時に聞いていたけれど、まさかこんなぴったりな本を見つけてプレゼントするとは。
そう、うちの旦那もコレ系がめちゃくちゃ好きで「やりすぎ都市伝説」も大ファンなのだ。
しかも娘曰く、Yちゃんの超常現象好きは、うちの旦那の影響らしい。びっくり!!幼い頃によく遊びに来てた時にそんな話をしていたんだろうか。
娘に
「Yちゃん、プレゼント喜んでた?」
と聞くと
「正直お父さんのが一番喜んでた!
メッセージもお父さんのが一番喜んでた!」
とのこと。
あんた、一体何書いたんや?
娘から聞いた情報によるメッセージ再現
↓
「昔勉強しなかったことを大人になってすごく後悔しています。
大学行っても頑張ってな!」
一生懸命考えて選んだつもりだったけど、実は旦那が一番プレゼント名人だったという事実。なんだかちょっと悔しい結末だった。だけど、やっぱりうちの旦那はやるなぁ!と思ったのだった。
最後に旦那が言ったのは
「みんなプレゼントってありきたりやろ?」