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B級臭漂う『Red One』がめちゃくちゃ面白かった話
こんにちは! かにまろです。
少し前に、映画『レッド・ワン』を観てきました。
人に紹介されて観に行ったのですが、前情報から漂うB級っぽさとは裏腹にめちゃくちゃ面白かったので、ご紹介いたします!
あらすじ
クリスマス・イブの前夜、コードネーム"レッド・ワン”のサンタクロースが誘拐された!
クリスマスを取り戻すため、子供たちの笑顔のためなら何でもする心優しいサンタクロース護衛隊長・カラム(ドウェイン・ジョンソン)は、世界一の追跡者にして賞金稼ぎのジャック(クリス・エヴァンス)と手を組み、サンタ救出に向けて世界中を飛び回ることに。
しかし、彼らの前に立ちはだかる誘拐犯は、サンタの力を利用してある恐ろしい計画を企てていた――。
果たして、二人はクリスマスまでにサンタクロースを救出できるのか!?
「サンタがさらわれた!」「クリスマスを守れ!」なんて、どっかで見たようなB級っぽいフレーズだなと思っていました。前情報の段階では。
もうちょっと踏み込むと、この映画はカラムとジャックのダブル主人公で、
仕事の意義を見失い辞職を考えているカラムと、自分の子供と向き合えないジャックの成長物語です。
サンタの救出を通してジャックは子供と腹を割って話せるようになり、犯罪者であるジャックが心を入れ替えていく様子を見て仕事の意義を思い出すカラムが相互に関わって、物語を織りなしていきます。
物語の絡みだけでなく、無敵の堅物カラムと三枚目のジャックの掛け合いも面白く、適度に笑いありつつちゃんと「いいお話だな…」と思える映画でした。
サンタ=マッチョメン
この映画のキモは、サンタが一晩でクリスマスプレゼントを配れるのは魔法ではなく、めっちゃ鍛えているからという新しい解釈です。
高齢なのにも関わらず、トレーニングルームで鍛えまくり、目にもとまらぬ速さでプレゼントを配る! 以上!
「えwそういう解釈なのww」という面白さが常にあります。世界観設定がとにかく強い。
街中にいるサンタは本物のサンタだとか、高速で移動する様子を人工衛星で捉えられちゃうとか、この映画の設定を面白おかしくストーリーに活かしていて良いなと思いました!
アクションはやっぱ面白い
パワー系クリスマスがこの映画のウリ文句ですが、まさにソレ。
この映画、とにかく物理で全てを解決しています。
魔法というか権力と科学技術の力によって、マッハで空を走るトナカイやおもちゃをリアルに変えることもできますが、この映画での問題解決方法はほとんど殴る・蹴る!
ドデカいスノーマンを殴る!
サンタの弟のクランプスに助けてもらいたい! ビンタで相手を黙らせたほうの勝ち!
アクションってハラハラできますし、何が起きているかわかりやすく派手で盛り上がるので、やっぱりハマると面白いなと思います。
まとめ
あと、すごく細かいですが、ジャック登場時の演出がすごく上手だなと感じました。
目的の建物に侵入するために、その場にあるものを盗み、火をつけ、その様子を見ていた赤ちゃんをいじめる、流れるように行われる犯罪の数々を見せつけ、こいつは真正のクズだと印象付けられました。
クリスマスは過ぎてしまいましたが、アマゾンプライムビデオでも配信中なので、年末年始のお休みにぜひご覧ください🙇♀️
画像引用元:https://wwws.warnerbros.co.jp/redone/
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