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なにか始める時は自惚れよう

ども、カニカマです。

つくづく自惚れる力って大事だなと思います。

「自惚れる」- うぬぼれる

辞書によると

《自分自身に惚 (ほ) れる意》
実際以上に自分がすぐれていると思い込んで得意になる。

goo辞書

自惚れるってネガティブなイメージですよね。
漫画とかではよく「自惚れるな!!」って怒られてるシーンをよく見ますが、実際には必要な力なんじゃないかなぁと思っています。

なぜ子供は夢をもって大人は夢を持てなくなるのか

子供の頃はなりたいものがたくさんあって、本気でなれると思ってました。

完全に自惚れてますね。
実際以上に自分がすぐれていると思いこんでました。

ぼくは小学生の時マイケル・ジョーダンになりたかったです。
なぜかその時は本気でバスケット選手になれると思ってバスケの練習に明け暮れてました。
結果まったくハシにも棒にもかからなかったわけですが、少なくともバスケット選手の可能性がないことは知れました。

でも大人になって人はいろいろ経験をして賢くなります
バスケット選手になれる人なんてごくごく一部の選ばれた人しかなれないことを頭で知ってしまったからですね。

賢い大人は自惚れません。
自分の出来ることをちゃんと把握してます。
自分の出来ることと出来ないことを区別して、現実をちゃんとみて、失敗しないように余計なリスクは犯さないようにします。

「それは才能がある人がやることだよ」
「いや、自分なんか無理に決まってるよ」
「自分にできるのはここまで」

でもこの賢さがブレーキになってなにも出来なくなるんですよね。

なにか始めるには自惚れるしかない

人のこと見ていて、「あれ?これくらいだったら自分にも案外できるんじゃない?」って思ったことないですか?

この感覚はすごく大事にした方がいい
この感覚ってなにか新しいことを始める最初のモチベーションになるんですよね。

別に根拠なんていらないです。
「なんかわからないけどなんか自分にも出来そう。」
「じゃあ一回試しにやってみるか。」
その感覚が大事なんですよ。

案外上手くできたりする場合もあるんですよね、これが。

良い自惚れと悪い自惚れ

自惚れにも良い自惚れと悪い自惚れがあります。

いい自惚れは「これ自分にもできるかも」って言って実際にやる人
もっというとやり切る人
実際にやってみると思っていたほど自分ができないことに気づいたり、全然ダメそうに思ってた人が実はすごい人だったということに気づいたりします。
それでもそこから工夫して一歩づつできる人は素晴らしい「自惚れ力」です。自惚れが実力に変わる


悪い自惚れは「これくらい自分にもできるわ」といって何もしない人
結局バカにするだけで何もしない。
やりもしないのにあーだこーだ言う人ですね。
そういうやつには言ってやりましょう。
「自惚れるな!!」

というわけで

「自惚れる」って悪い言い方されますけど、いくつになっても必要な力なのではないかなと思っています。

もし自分はなかなか自惚れ力が足りないと思うなら、脳を騙す方法を考えたほうがいいかもしれません。

もしかしたら対象に対しての情報が少なすぎるのかも知れません。
脳が途方もなく距離があると思ってしまっているからできないと思ってるのかも。

もっと深く観察してみたら、全部が全部すごい人ばっかりじゃないし自分のつけ入るスキも見えてきたりします。

パッと見は難しそうに見えたけど、よく見たらこれくらいはいけるかも。って思えることは絶対あるのでそう思えたらラッキーです。

ちなみにぼくもその自惚れでプログラマーになりました。
もしかしたら自分でもできるんじゃない?って。
まぁやっぱり結構大変でしたけどね。

いろいろ自惚れて失敗しましたが、今回はまだなんとかなってます。

自惚れて自分を出来る人って勘違いするのもたまにはいいものですよ。

ではでは。


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