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オリジナリティのある人になるために

オリジナルのアイデアや発想はどうしたらでるか?

毎日noteを書いていて、オリジナリティのある記事を書いてみたいなぁといつも思っていますがなかなか難しい。

自分だけの発想やアイデアを記事にできたらこんな素晴らしいことはない。

でも、そんな文章もアイデアもポンポン出てくるはずもなく。
はたして自分はオリジナリティのあるものなんて書けるのかとたまにゲンナリしていしまいます。

そんな時に読んでいる本がこちら。

まだ最初の部分しか読めてませんが、すでに面白かったので紹介。

天才たちの作品

シェイクスピアが何本を書いたか知っているだろうか。
モーツァルト、ベートーヴェン、バッハがいくつ作曲したか知っているだろうか。
ピカソが生涯で何作品を作り上げた知っているだろうか。

シェイクスピアは20年のあいだに37の戯曲と154の短い詩を書いているのはあまりしられていません。
しかも、有名作の「マクベス」「リア王」「オセロ」を書いた5年の間に、世の中ではできの悪いとされている2つの作品も世に出しています。

ベートーヴェンは生涯650曲、バッハは35歳で死ぬまでに600曲、バッハは1000曲以上を作曲しています。
それでも有名作って、そのなかのそれぞれ5〜10曲ぐらいではないでしょうか。

ピカソは1800以上の絵画と、1200以上の彫刻、2800以上の陶芸、1万2000以上のデッサンや版画を世に出しています。
大小合わせて計14万7800点という怪物クラスの作品数です。
僕たちが知っている作品はその中の本当にごくごく一部。
世の中で高い評価を受けているのもごくごく一部だということです。

エジソンも1093の特許を保有しているが、最高傑作と言われるものの数は数点だろうと。


こうやってみると、世の中で超天才と言われた偉人たちでさえ、そのほとんどの作品が日の目をみることなく、評価されることもなくヒッソリと役目を終えていきます。

そしてその99%の平凡・駄作と1%の素晴らしい最高傑作が生まれているってことです。
これは歴史の天才たちが証明してくれています。

ではなぜこんなに数が大事なのでしょうか?

なぜいいアイデアや発想や能力に出会うために、数が必要なのだろうか。

そもそも自己評価が難しい。
自分で自分のアイデアや作品や能力を評価するのってものすごく難しいらしいんです。
自分で考えて思いついた分、愛着がわいたり、固執してしまったりしてしまいます。

ベートーヴェンですら、自分で自分の人気になる曲を予想していましたが、今になって見返してみると33%は外れていたらしいです。

僕のnoteでも「これは面白いぞ」って書いた記事がまったく反応なくて、適当に書いた記事が読んでもらえるってことはよくあります。

仕事でも「よく出来たー」って思って見てもらったら上司から修正の嵐みたいな。

自分の作品や仕事の評価を完璧に予測するのはかなり難しい。

なのでいろんなパターンを作って、どれが受けるかを見ながら試行錯誤するために、やっぱり数が大事になってくるのでしょう。

平凡を出し切ることで、それを除外できて、そこから自由な発想がでる。
いきなり新しい発想なんてなかなか出てこないのが普通です。
当たり前の平凡なアイデアが先に頭に浮かびます。

でもそれをそのまま放置していると、頭の片隅にずっと残るようになります。なので駄作や平凡なアイデアでも、形にしたりして一度消化する必要があります。

その平凡を消化してはじめて、それを壊すアイデアを考えることができます。
なので平凡なものを出す作業により、必然的それなりの量が必要になってくるわけです。

ということで

自分だけの発想・アイデアが出ないってのは単純に数が足りてないんだろうなぁと思います。

文章でも仕事でもアイデア出しでも、なんでもそうですが、
「自分に向いてない」のではなくて、
「才能が無い」のではなくて、
単純にやることが足りてないんですよ、きっと。

それから上記の本には、他者からの評価をちゃんと集める大切さも書いてありました。

どんなアイデアが他人からみて面白いか、評価されるのか。
今の時代は、XみたいなSNSですぐに評価をうけることができます。
これはどんどん使っていったほうがいいでしょうね。


創作的に生きた方がきっと楽しいはず。
これからもたくさんの駄作を生み出していきたいと思います。

ではでは。


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