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病院の「重症患者対応メディエーター」に応募が殺到?

私は知らなかったのですが、今年度(2022年度)から医療の診療報酬で「重症患者初期支援充実加算」というものができていたようです。

重症患者初期支援がどういうものかと言うと

治療に直接関わらない専任職員が患者・家族に対して、治療等の理解意向表面支援する体制

です。

そして、その体制が整っている医療機関には、1日当たり300点(=3,000円)<最大3日>で、「最大9,000円の加算支払いを患者一人当たりにする」というものです。

そして、その専任職員の事を「入院時重症患者対応メディエーター」と呼びます。

医師や看護師ではなく、(医師・看護師)と(患者・家族)を仲介する役割です。

その入院時重症患者対応メディエーターになるためには、講習会を受講しなければならないのですが、その講習会への応募者が今年度から激増したらしいです。

やはりその理由は「加算をもらえることになったため、より多くの病院がメディエーターを募集したから」でしょう。

これは2008年に医師事務作業補助者を置く病院に加算を支払う制度が始まり、多くの病院が医師事務作業補助者を雇った時と似ています。

私の勤務先の病院がこの加算をもらっているのかわかりませんが、必要な職種には適切な診療報酬が支払われることは大切だと思います。

一方、必要性の低い診療報酬は下げていく(安くする)べきとも思います。

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