小さな編集プロダクションで働いています。
★noteを始めました
仕事では文章を書くということを生業としてけっこう長い間やってきたのだけど、改めて自分のことを書こうとするとなんだか難しいことのように感じてしまいますね。
編集プロダクション・有限会社マイストリート所属の、岡田勘一と言います。
主な業務は小説、雑誌、書籍、ガイドブック、BD/DVD等の企画・編集・ライティング。いわゆる『編集者』をやっています。
僕の務めるマイストリートは、正社員は社長と僕のふたりだけというとても小さな編集プロダクションです。出版は斜陽斜陽と言われつつも、小規模でランニングコストが掛からないぶん、現在もなんとかやっていけております。
noteを使って自分の仕事の告知と、仕事で得た知識のアウトプットもしていけたら、と思っています。
いままでもTwitterを主にしてなんとなく告知はしてきたのですが、やっぱりTwitterだと断片的だし伝えられることも少なくなってしまいます。それにあんまり本名を出していなかったので、曖昧な書き方になってしうことも多かったです。
なので、なるべく情報をしっかりとアウトプットして、自分の仕事として記録していきたいな、と思った次第です。
★主な担当作
僕が担当してきた作品・ガイドブックなどを紹介します。
『異世界居酒屋「のぶ」』シリーズ (著:蝉川夏哉/イラスト:転 宝島社)
WOWOWで今年の5月からドラマ化されることが発表された人気シリーズ。立ち上げから担当していて、コミカライズ、アニメ化、スピンオフシリーズの始動など関わってきました。
小説の編集が主な業務ですし、得意な分野かなと。この他も多数担当しています。
『君に恋をするなんて、ありえないはずだった』(著:筏田かつら/イラスト:U35 宝島社)
『妻を殺してもバレない確率』(著:桜川ヒロ/イラスト:uki 宝島社)
『不純文学 1ページで綴られる先輩と私の不思議な物語』(著:斜線堂有紀/写真:岩倉しおり)
『図書館ドラゴンは火を吹かない』(著:東雲佑/イラスト:輝竜司 1巻宝島社・2巻自費出版)
宝島社から1巻が刊行されましたが、売上が及ばず打ち切りになったものの、クラウドファンディングで2巻が刊行できた、というパワーを持った作品。言葉の力を感じさせられる精緻で幻想的な文体が特徴的。
『このライトノベルがすごい!』(宝島社)
毎年11月下旬に刊行されている、ライトノベルのランキング&ブックガイドです。年々刊行点数が増え、ジャンルも広がっていっている、“ライトノベル”を網羅的に取り扱っているのはこの本だけかな、と。
実際のところ取り扱えているのは、いわゆる文庫判の従来型ライトノベルがメインになっていて、それに加わる形でB6・四六判で刊行されるWeb発のライトノベルを紹介している、という形です。「ライト文芸」と呼ばれる分野や、少女小説までカバーするのは難しい!
『イラストノイド』(美術広告社)
イラストレーターを目指す高校生に向けた、技法や思考法などを解説した小冊子。『異世界居酒屋「のぶ」』でも描いている転さんを表紙イラストとし、このイラストを解説するような内容になっています。
『文豪ストレイドッグス 公式ガイドブック』(KADOKAWA)
『なむあみだ仏っ! -蓮台 UTENA- で学ぶ 神仏の世界』(新紀元社)
アニメ関連のガイドブックも作っています。編集メインですが、自分でもけっこう原稿を書いています。文豪やら仏像やらにかなり詳しくなったのでした。
『ご注文はうさぎですか?』ブックレット制作・インタビューなど(NBCユニバーサル)
『ごちうさ』はアニメ1期の頃からブックレット制作を担当しています。パンを作ったりハーブティーを学んだりラテアートの取材に行ったり、いろいろやりました。
『どんどん目が良くなるマジカル・アイ』シリーズ(宝島社)
立体視イラストをまとめた本も作っています。これ、僕は高校生の頃から視力改善のために読んでいて、マイストリートに入った途端に立体視スキルがあったので重宝されました。目の筋肉の運動ですね。
★こんな感じです
ここ最近やっている仕事だけでもバリエーションに富んでいて、自分でも何をやっているのかわからなくなることがあります。それでもこの仕事を続けているのは、毎日飽きずに新しいことにチャレンジしていけるからだと思います。この他にもいろいろ温めている企画もあるので、2020年もしっかりと形にできるよう動いていきます。
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