【2022年7月】 オタ活月報
7月から毎月オタ活まとめを書こうと思っていたのに、もう8月も中旬に向かっているだなんておかしい。
だけど、7月は展示会やコラボカフェにも行って充実していたので、今さらながら振り返ります。Let’s Go〜!
イベントレポート
THE ART OF SWORD ART ONLINE
まずは、ソードアート・オンライン(以下 : SAO)のアニメ放送10周年企画の一環として、7月2日〜24日に上野の森美術館で開催されていた美術展に行ってきました!
4期にわたるアニメシリーズと劇場版2作品の中から厳選されたシーンの原画や、全キャラクターの立ち絵などが展示されていて「こんなシーンあったなぁ」とか「こんなキャラいたなぁ」とか、SAOとの思い出に浸れる展示会内容となっていました。めっちゃよかった…。
個人的には、作中ゲーム画面のUI展示がおもしろかったですね。「こんなところも!?」という部分まで作り込むから、多くの人に愛される作品になるんだろうな〜と考えさせられもしました。
大阪での開催が決定していますので、SAOが好きな方はぜひ足を運んでほしいです。10年間SAOとともに育ってきた方にはとくにオススメ!
ブルーピリオド展 〜アートって才能か?〜
こちらは、6月18日から天王洲 寺田倉庫G1ビルにて現在も開催中のブルーピリオド(以下 : ブルピリ)展。
SAO展の会場でポスターを見かけて、土砂降りの中まさかの展示会ハシゴをしましたが、行ってよかったです。まず会場の建築がおしゃれだし、展示会のビジュアルも超おしゃれ。これだけでも来る価値があります。
SAO展の思い出をなぞる展示とは対照的に、ブルピリ展は矢虎の物語を疑似体験できるような展示内容でした。
アートって才能か?というサブタイトルの投げかけに答えるように、美術の歴史や技術の解説もあって、ブルピリを知らない方でも充分に楽しめる展示会となっています!
(サイトもかわいいよ!)
黒執事展 -Rich Black-
続いては、連載15周年を祝して8月8日まで全国を巡回していた、黒執事展の最終開催地である愛知会場に足を運びました。
広告業界で働いているので『Rich Black』というタイトルには非常に馴染みがあって、よくもまあこんなに黒執事にピッタリな単語を当てたなと感心してしまいました(笑)。
黒執事展は、枢やな先生の圧倒的美麗イラストを浴び続けられて最高でした!壁中どこを見ても絵が!上手い!!
全国巡回となると東京・大阪会場以外では、展示内容が縮小される傾向にあるよな〜と常々思っていますが、黒執事展では全く感じられないどころか、世界観が守られていて素敵でした。
展示会の半券でかき氷がお安く食べられたので、今年のかき氷開きも済ませてきましたよ!
にじさんじEN コラボカフェ
続いては、全国のスイパラで開催されたにじさんじENのコラボカフェ。こちらは友人の付き添いで行ってきました!
最近は、友人数名がにじさんじにハマっているので色々と教えてもらっています。にじさんじENの方々の動画もいくつか見ましたが、みなさんすっごい楽しそうにゲームしますね!見ているだけでほっこりします。
いまのところは推しがいないので、友達に「注文おまかせするね〜」と言ったら「ほんとにいいの!?」と目を輝かせながらめちゃくちゃ確認してくるので、私も嬉しくなりました。人の推し活を見るのは楽しい。これだからコラボカフェについていくのはやめらんねぇ!!
うたの☆プリンスさまっ♪ SHINING STORE
最後は、うたの☆プリンスさまっ♪(以下 : うたプリ)のSHINING STORE(以下 : シャニスト)に行ってきました!
シャニストといえば夏。夏といえばシャニスト。
最後に行ったのは5年前くらいかな?知らない間に、原宿だけじゃなく全国5カ所で開催されるようになったのですね。大きくなったなあ。
一通りグッズを見て、やっぱり推しである来栖翔のアクスタが欲しくなったのですが、崖に座った寿嶺二の破壊力がすさまじくアクスタ2個買いを決意。しかしどちらも売り切れていました。無念。事後通販で買うとします。
せっかくなのでショップカードはもらってきましたよ!音也くんでした!!Gのグニョグニョ感、愛おしいですね。
会期中にもう一回くらい行けたらいいなあと思います。
アニメレビュー
カッコウの許嫁(継続)
7月から2クール目に突入したカッコウの許嫁は、春から継続して見ています。
ベタな陰キャ主人公のラブコメはわりと好きなので、毎週楽しく見ていたら10話で意味深な発言と家族写真が登場し、ただのラブコメではない新たな面白さが加わりましたね。
原作者である吉河美希先生のイラストがキュートすぎて、マンガを買うか毎日葛藤しています。
ようこそ実力至上主義の教室へ(1期・2期最新話まで)
2期がスタートしたのをきっかけに1期から視聴しましたが、めっちゃ面白いですね…!
『SAO』や『出会って5秒でバトル』のような、設定・伏線がしっかりあって主人公が無双する系が大好きなのでドンピシャでした。今までどうして知らずにいられたのか謎です。
D組がどのようにして上のクラスを目指すのかという主題のほか、主人公・綾小路の過去も謎が多く、毎週目が離せないアニメです。
うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ 旅の始まり
2019年に公開された劇場版ライブ『マジLOVELIVE キングダム』と9月2日に公開される『マジLOVEスターリッシュツアーズ』の間を繋ぐ、1話限りのスペシャルアニメが放送されました。
20分も見逃しちゃったのですが、この時代に1話だけでもうたプリの完全新作アニメが拝めたことがもう宝。
ST☆RISH 7人の音楽に対する真摯さと、七海春歌ちゃんへの深い信頼と愛情が変わらずそこにあったことが嬉しくて、ここだけの話ちょっと泣いた。
だけど、感動的なシーンの最中に上裸のプリンス達が現れて「そうだ!これがうたプリだ!」と懐かしくもなりました。
あと、宮野さんが歌うメインテーマ『ジャーニー』の歌詞に、さまざまなうたプリ楽曲のカケラが紛れ込んでいてよすぎですね。うたプリの音楽プロデューサー・上松さんが作詞したと思っていたんですが、宮野さんが!作詞を!?うたプリの歴史と、これからの未来を歌詞に盛り込むのがうますぎる。天才だ…。
劇場版ライブのティザーも公開されたし、ムビチケも無事に届いて、早くライブスタートしてくれの気持ちでいっぱいになりました。楽しみ〜〜〜!
僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション
私の中で、今一番アツいのがヒロアカ。モチベーションがあるうちに見られていなかった映画を視聴しました!
劇場版オリジナルキャラクターの、ロディを演じる吉沢亮さんの演技が自然でよかったですし、ロディがどれだけ嘘をついてもピノの表情で本心がわかってしまうという個性が魅力的で「あのロディのセリフのとき、ピノはどんな顔をしていたんだろう?」と何回も見返して、ロディの本心を確認したくなる作品でした。
この映画を通して、はじめは無個性でヒーローにすらなれないと言われてきた緑谷に、国内だけでなく海外にもヒーロー・デクが助けた人という存在ができたことが嬉しかったです。
あとはデク、爆豪、ショートのシーンで、デクと爆轟が「ヒーローは絶対にあきらめない」と言うところ。純粋にヒーローに憧れつづけた2人だけが、ヒーローに対して高い解像度を持っているのが印象的でしたね。同時に、轟くんもオールマイトに憧れたものの、一番身近なヒーローが少し歪んでいたせいで違う解釈になってしまったことが垣間見えて切なかったな…。
それにしても、ヒロアカの映画ってオリジナルストーリーばかりなのに、どれも本編と相違なくヒロアカ100%ですごい。見るたびにキャラへの理解が深まります。
マンガレビュー
僕のヒーローアカデミア(35巻)
最終章に突入してからひたすらにツラいのに、面白くて悔しいです。堀越先生の才能がすごい。
最終章というだけあって、雄英高校1年生の総決算と感じるシーンが多々あり、僕のヒーローアカデミアという作品は、主人公・緑谷がヒーローを目指す物語でありながら、1年生全員でヒーローを目指す物語でもあるんだなあと、毎巻しみじみしています。
35巻で一番印象深かったのは350話『エン』ですかね。荼毘の過去にスポットが当たる話ですが、読み終えたときにタイトルの「エン」ってそういうことか…と感嘆しました。
カタカナなのが本当に秀逸で、荼毘にとって「エン」は炎であり、切りきれない家族との縁と怨みであり、生き延びたこと自体であり、そして終焉へ向かっていくことという、いろんな意味を孕んだ言葉なんですよね。
こんな話が35巻のラストを飾っているもんだから、しばらくは放心状態でした。堀越先生やってんな。
香るわたしにキスをして。(1巻)
最近香水を調べていて、ふと、香りから好きになる少女マンガってないのかな?と探していたときに見つけた作品です。こんなピンポイントに読みたい設定見つかることある?とビックリしました。
しかも作者の壱コトコ先生、過去にうたプリの公式アンソロジーを描かれてましたよね..?絵柄が好きで、また作品を読みたいと思っていたので、今こうして少女マンガを描いてくださっているのが嬉しいです!
フィクションにおいて、お互いにこの人じゃなきゃダメという理由がある恋愛はいいですよね。今後の展開も楽しみにしています。
それにしても、少女マンガ界では白髪のちょっと気だるげな男の子が流行りなのかな?『うるわしの宵の月』の市村先輩とか、『ゆびさきと恋々』の逸臣が好きな方にはハマりそうな気がします。
お姉ちゃんの翠くん(1巻)
大好きな目黒あむ先生の新連載です。タイトルからして絶対ツラいやつだとわかっていながらも、胸がギュッとなるようなお話は好きなので、本誌も追いかけてしまっています。
でも、目黒あむ先生がビターなお話を描かれるのは意外でした!『ハニー』『てをつなごうよ』『ひなたのブルー』と過去の連載は比較的ツラくならないお話が続いていたし、先生ご自身もハッピーな展開がお好きなのかな?と思っていたので、この作品は先生にとっても挑戦なのかもしれないですね。
主人公・翠(すい)ちゃんと、翠(みどり)くんの関係がどのよう動いていくのか、次巻も楽しみです。
恋のようなものじゃなく(5巻)
流絃(るいと)と付き合うフリをする未仁ちゃんが、ひたすらにもどかしい5巻ですが、意外といいコンビなのかもと思ったりもします。
いつもは遠慮がちな未仁ちゃんですが、流絃には気を使わずにズバッとした物言いをするのが可愛い。だからといって流絃とくっついてほしいわけではないんですけどね。
この巻で千耀(ちあき)くんがアタックをするようになったから、そろそろ付き合うかな?はやく2人が楽しそうに過ごす姿を拝みたいです。
ハニーレモンソーダ(20巻)
ハニーレモンソーダ(以下 : ハニレモ)は、毎巻最高打点を叩き出してくるのなんなんですかね…。界羽花カップルは言わずもがな最高ですが、射手矢くんと透子ちゃんも可愛くて尊い。
でも、20巻で一番グッときたのは、あゆちゃんと羽花ちゃんが語った自分達の夢に対して「あたしたちって甘いのかなぁ?」と言うシーンですね。
夢はあるけど、具体的な叶え方がわからない不安から出た言葉なのかな?と感じましたが、いい大人の私からすれば高校生は可能性だらけ。そんなこと思わなくていいのよ!って心の中でエールを送っちゃいました(笑)。
そのあと羽花ちゃんパパが、アンサーを出していたのもよくって。物語を通して、実際に将来について悩んでいる子たちにも響いていたらいいなあとも思ったり。
ハニレモは、羽花ちゃんたちが高校を卒業したら完結しちゃうのかなと予想していますが、願わくば、どんな大人になっていくのかまで見守らせてもらえたら嬉しいです。
黒執事(32巻)
32巻はファントムハイブ家 料理人・バルドの過去が明かになりました。
壮絶な過去を生き抜いてきた人間だからこその死に対する恐れと、死を恐れられるからこそ身についたであろう戦闘能力を持って上級使用人(コマンダー)に抜擢されるのが、あのお屋敷の異常さを物語っていてよいですね。
ただ、人間だからこその情もあって、それが仇とならないといいのですが…。巻末の流れが不穏だったので、不幸が起きなければいいなと願いながらまた半年待ちたいと思います。
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以上、2022年7月のオタ活月報でした!
紹介した展示会3つについては、それぞれにレポートを書いているのでまたいずれ公開します。いつになるかはわかりませんが。
最近は、これまでに見てこなかったアニメやマンガを履修していきたいと思っているので、8月以降のまとめは、みなさんにとっては懐かしい作品の感想が増えるかも。
まずは、まとめを続けられるように頑張ります。
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