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どうしても〆を食べてしまう、In ニューヨーク②

前回、封印していたお酒飲んだ後の〆をニューヨークで食べてしまったストーリーを記載しましたが、今回はその続きの話です。

ニューヨークでバーを梯子した後に、ピザの誘惑に惹かれ〆のご飯として深夜2時にピザを食べた翌朝、夫氏から昨日のピザが6000円だったと驚愕の値段を聞いて、今日は絶対に〆のご飯は食べない、食べてはなりませんと午前中に意思を固めた私たち夫婦でしたが。。。

この日は夜にBirdlandへJazzを聴きに行き、そこで食事とお酒を楽しみましたが、一軒で終わるはずのない私たちは、その後もニューヨークのローカルの方達が飲みにきているビールとワインのお店に行き、季節のPumpkin Aleやワイン等を楽しみほろ酔いで店をでました。この時深夜1時です。
このほろ酔い気分が大変危険でして、午前中の〆のご飯は絶対食べないという強い意思が、「食べてもいいかもね、行くなら昨日と違うものを食べよう」というよく分からない考えになってきて、こういう時はまたアイディアもすぐ湧いてくるんです。「そう言えばさ、ホテルの近くに遅くまでやっているダイナーあったじゃん、あそこに行ってみて、やっていなかったら諦めて帰ろう」と歩きだしたのです。

この前日の深夜2時にピザを食べる気持ちで歩いていたので、ここのダイナーには入らなかったのですが、前日の深夜2時にはまだ開いていたので、深夜1時すぎにダイナーを目指している私たちは、このダイナーがやってることを知っていながら「あのダイナーがやっていなかったら諦めて帰ろう」って発言している時点で絶対今日も食べるでしょうっていう行動をしていることが怖いです。

お店についたら、案の定開いていまして(確信犯なのに、開いててよかったねって言い合う私たち)、ルンルンで席について、メニューもかなり吟味して頼んだのが、オニオングラタンスープとパイナップルチョコレートアイスクリームソーダ(夫氏はエッグベネティクト、フレンチフライそしてチョコレートシェイク)。。この日はサイドの飲み物が昨日のチェリーコークよりバージョンアップして、よりヘビーにそして高カロリーのものを果敢に攻めました。オニオングラタンスープを頼んだのは、スープだったら若干ヘルシーじゃないかと思ったのですが、オニオングラタンスープなので、パンは入っているし、チーズは乗っているしで、そんなにヘルシーじゃなかったという内容です。
でも、アメリカのダイナーでホイップクリーム山盛りのアメリカらしい組み合わせのアイスクリームソーダは飲めたし、オニオングラタンスープも一切の妥協がないくらいのチーズの乗り方と濃厚さで出てきて、私たちは大満足でお店を後にしました。

深夜までやっているJuniors
このラインナップが最高でした!

翌朝の夫と金額を再確認して2人で目を丸くするという儀式は、昨日の時点で前日のピザ越えは明らかだったので実施せず、そっとお財布をしまい、そっと心でもう一度「今日は絶対〆を食べない」と誓ったのでした。


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