見出し画像

ポジティブであることの重要性

最近アニメのスラムダンクを観ている。いっときテレビで毎日17時から再放送していて、それを録り溜めたものをゆっくりと消化しているのだが、特に県大会の試合が始まってからは本当に面白い。

そしてスラムダンクを見ている中で、主人公である桜木花道のポジティブさに衝撃を受けたのだ。花道は素人ながらバスケ部入部わずか3ヶ月で県大会決勝の試合でスタメン入りするという驚異的な成長を果たすのだが、正直最初はあまり好きではなかった。
根拠のない自信で自分のことを「この天才桜木花道にできないことはない!ワハハ!」などと言う彼のテンションについていけず、なんだこいつ…くらいの冷めた目で見ていた。(バスケを始めたきっかけだって、春子ちゃんに近づきたいという不純なものだったし。)

しかし話が進むにつれて、彼の成長はもちろんのこと、彼の持つ自分天才マインドによる自信や明るさといった部分が試合での精神的支えになっているということを実感した。部長でありチームの精神的支柱であった赤木が怪我をして一時退場した時も、絶対的エース流川が体力の限界でベンチに下がった時も、ピンチの時必ずその場を支えたのは誰でもなく花道だったように思う。
その過程には「自分にできないことはない」という謎の自信で幾度となく失敗しても諦めず、どんな格上の相手にも臆さず、できないことに積極的に挑戦していく姿勢があった。

詰まるところ、マインドの持つ力がいかに大きいかということだ。もちろん花道は恵まれた体格と優れた運動神経、常人ならぬスタミナを持っていて才能は充分すぎるほどあったと思う。
それでも、この自分天才マインド無くして驚くほど短期間でこれほど成長できただろうか?とも思う。

そして仕事でも語学学習でも何にでも、この自分天才マインドは役立つと思った。今の自分には難しそうだと感じる仕事や、上手く話せないからとビビりまくる英会話を最初から諦めてしまうのではなく、とりあえずやってみたらできるかもくらいにハードルを下げてみる。

元々ネガティブな人間が急にポジティブな人間に生まれ変われるわけでもないし、ましてこんな世の中でなかなかポジティブに生きることは難しい。
(ネガティブな感情も大切なので常にポジティブでいる必要もないけども。)

ただ、落ち込んだ時や一歩踏み出したい時に「まあ、私天才だしな」くらいの気持ちでいつもより少し前向きになって1日を楽しく過ごせるようになったらいいな〜なんて思う。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集