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鳩ハト鳩ハト大乱闘(違)

祝日だった月曜日午前中、大須観音に行ってきた
と言うより大須にいったから大須観音に行った

さらに言うなら、まったくもって罰当たりな話だが、大須観音に行ったのは鳩に餌をやるためである


大須観音の鳩

エサ代は一皿50円

大須商店街には、至るところに鳩がいる
この鳩たちは大須観音を根城にしており、大須観音へ行けば人間たちを取り囲む(鳥囲む…?🤔)ようにして見下ろしてくる
もちろん地面を歩いてる鳩もいるため、全部を考えればとんでもない数である

そして大須観音の境内には、鐘楼の横にちょこんと鳩の餌小屋がある

人も入れぬ小さな小屋のガラス窓を開け、投入口にエサ代をいれたら、鳩の餌が入った皿を取って、勝手に鳩に餌をやっていいシステムだ
エサ代は一皿50円
この何もかも値上がりしている中、据え置き価格でリーズナブルである
50円じゃん、安い安い〜と思って、一皿だけ買う人、君らは全然分かってない
何を、ってハトのアグレッシブさである
ここのハトエサはアルミ製?のおさらに穀物が入っているのだが、蓋が無いので、エサ小屋から皿が出された瞬間、そのあたり全てのハトが皿をロック・オンするのである
ロック・オンした後のハトはどうなるか
皆がその皿を目指して飛びかかってくる(物理で)
気がつけば皿を持つ手に3羽、頭と両肩に3羽、皿の上に1羽などあっと言う間に鳩まみれ、さらにその隙間から入ろうとする鳩まで現れるからもう、カオスである

人によっては驚いて買ったばかりの皿をひっくり返すだろう
人によっては怖くなって一気に全部の鳩の餌を撒いてしまうだろう

いくら安いとは言え、買って、餌やりを楽しむまでもなく一瞬で終了なんて、諸行無常もいいところである
觀音さまのお膝元だからって、鳩への餌やりで悟りたくはないものだ
ここまで読んで、あんなにのんびりしてるのに…と怖くなってしまっては申し訳ないので、鳩に餌をやる際の注意事項をまとめようと思う

エサは偶数皿買え

さて、鳩に餌はやりたい(もしくはお子さんがやりたいという)が鳩に襲われるのは怖い!という人にまず言いたいことは

「奇数皿で鳩の餌を買うな」

である

なぜ奇数皿ではダメなのか、それは片方の皿を、もう一方の皿で蓋をしたいから

餌が売られている小屋の中で、片側の皿に餌を全部集め、空いた皿は蓋にして、鳩からつつけないようにしてから小屋から出す
それだけで飛んできたハトの多くは諦めて地上に降り、後は諦めの悪い鳩(2匹程度)だけを手に(もしくは頭に)乗せるだけである
この2匹はこちらのほうが諦めてオブジェとして見なし、餌やりを開始する
餌をやるときは皿と皿の隙間を作り、そこから空いてる方の手のひらに少し餌を置いて鳩にやる
それを繰り返す
じっくり、ゆっくり、餌を消費するのである
手のひらに少ししかないため、ハトの滞留が少ないのがポイント
ここまでくればハトを手のひら(餌)で踊らせるのはこちらである
餌皿を傾けるとき、手首にいるハトが落ちそう?大丈夫、やつらには羽がある
存分に傾けると良いと思うというか、 いい加減降りようぜ とここは言うべきである

おっといけない、鳩について熱く語り過ぎたようだ…
このままでは 工具≪ハト🕊️ になりかねない

他のハトにも使える小技

ここまではあくまで大須観音のハトに使える餌やりのコツだったが、恐らく他のハトにも使える事を書こうと思う

時間を選べ

ほとんどのハトは野生である(と思われる)
そのため、日によって餌の貰う量はまちまちだ
だか、それでもすべからく鳩が空腹だと思われる時間がある…それは、

つまり、鳩に襲われたい者は朝に行け、穏やかに鳩に餌をやりたいものは午後に行け、と言うことである

なお、朝の鳩は餌を見た時の目が違う……検討を祈る

木を隠すなら森の中

何のことやら、だと思うがつまり、他に餌やりしている人がいる時に餌をやれ、ということである
え?鳩の取り合いにならないかって?
ここまで何を読んできたんだ…?
むしろこれは助け合いである、目の前の人を救うんだ!(そして無事に戻れ)

腕を守れ

鳩、意外に爪が痛い
何度も言っているが、鳩が勝手に腕にお邪魔するので爪で悪くなりにくい(なっても痛くない)服を着ていくこと、長袖を着ることをおすすめする
鳩が腕に乗った時の脚(食材名で言うならもみじ)の予想外の暖かさを味わいたいなら止めはしないが…

終わりに

毎度思うがよくもまぁ、くだらないことをこんなにツラツラ書けるものである…(自分が)
最後の最後に、野生動物は可愛いけど、餌やりが終わったら手を洗おう
観光ついでに餌をやることもあるかと思うので、何かをその後食べることになるのであれば、特に気をつけてほしい
手洗い場はトイレなどを利用し、石鹸などでしっかり丁寧に洗って、あるなら消毒
楽しい思い出を楽しいまま、また鳩に餌をやりたいと思ってもらえれば本望である(何様)





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