【アメリカ視察自分総括】
【アメリカ視察自分総括】今回は、6月のアムステルダム視察から1ヶ月足らずでアメリカ入りをしたため体力は本調子ではなかった。兎に角、主催者として「絶対に参加者の皆さんと共に無事に日本に帰る」ことを最大のミッションとした。なぜならば、現地の移動は、全てレンタカーを自分が運転するからだった。蓋を開けてみると、2週間の滞在で約3000km近く走っていた。途中、大きなトラブルは無かった(小さなハプニングはちょこちょこあった)が、無事に成し遂げた。まずはそのことに感謝。協力をしてくれた仲間に感謝^^
また、28か所の視察先を回る中、約1万枚近くの記録画像と映像も撮影した。Sonyα6500を中心に3台を駆使し、皆さんの真剣な表情を追いかけた。レンズ越しではあったが、皆さんの表情が、緊張や疲れ、驚き、感動、感嘆、怒り、悲しみ、笑顔に変化していくのを見ながら癒されていた。
視察内容は、お得意のザッポスやパタゴニア社の歴史の変遷を繋ぎ留めながら、多くの企業や組織のリーダーたちの生き様や仕事に対する思い、将来ビジョンなどについても伺った。宿に戻り、その日に何を得て、何を感じ、これからのことにどう活かすのかを皆と共有し、議論した。
今回の大きなチャレンジとして、AirBnBを使い、一軒を借り、参加者と共同生活を試みた。これがとても良かった。それぞれが超多忙の方々ばかりだったが、共同生活の不便さは感じたであろうが、自然と役割や責任が出来、早くにチームが一つになれた。助け合いが起こり、皆が自発的に役割を買って出た。全員でそれぞれの目的や目標達成に向けてサポートし合った。これこそが、ティールであり、ホラクラシーの実体験でもあった。
アメリカという国は、いつ来ても不思議な国だなあと思ってしまう。個性が必要以上に強く、時には衝突するが、有事の時には、博愛精神の元に一致団結する。また、正義やルールに厳格でもある。それは損得をも上回っていると感じる。一方、真の精神性を透かし見た時、ある種、独特な世界観を作り上げているように見えて、浅く薄かったりもする。それは、ある意味、人として脆いということにもなる。アメリカに足りないものは、真の精神性であり、地球や宇宙全体を俯瞰して自分自身の意味を捉える想像力のような気がしている。このことであれば、私たちが何か役に立てることもあるのではないかとも思っている。
最後になるが、この旅が、無事にミッションを成し遂げられたのは、日本で献身的に後方支援をしてくれていたカングロの仲間たちのお陰であり、この企画を数ヶ月前から共に準備をし、貢献をして下さったNaomiさん、そして今回の全視察を気持ち良く受け入れて下さった企業・組織のリーダーの皆さんたちのお陰である。感動を有難う。そして生きて帰れたことに心から感謝。
カングロ株式会社
藤井啓人
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アメリカ発!ティール組織・ホラクラシー・SDGs・ベンチャー・スタートアップ・マインドフル・リスクマネジメント企業視察大報告会(2019/9/5)
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