いつになったら、本気になるのか?
人間は未熟。
未熟が故に、すぐに諦めてしまう。
これが並の人生で終わる単純な理由。
また、やり直しの人生となる(運が良ければ)。
お主ら、いつまで同じことを繰り返すのか。
やる!と決意をしておきながら、簡単に諦めてしまう。
なんとも情けないことだ。
それは、どこかに逃げ道を作り、ちょっと失敗したりシンドクなったりしたら、無かったことにする。
今じゃなかった、自分には向いていなかった、他にもっと楽な方法があるかも、別に今無理する必要ないよな、あの人がそうしろというからやっただけのこと、もともと本意ではなかった、もう飽きた…。
など、自分で決めたことをいとも簡単に無下にする。
人間は、いい加減だから、本当に大切な決断も、いつの間にかやり過ごしてしまう。
こうして、今世の人生をただ無駄に終えていく。
いつになったら、本気になるのか?
やる時はやる。
自分自身に強く命じて、肝に銘じて絶対にやる。
こうした決意で願い出て、この世に生まれ出てきたのではないのか?
あの時の意気込みはどこに行った?
「へえ?そんなこと言われても、生まれる前の約束なって憶えてないし、っていうか、そんなこと出来るわけないじゃん。偶然生まれたんだから。誰にも約束なんてしてないし、そんな話、都市伝説なんじゃん?」…。
お主、生まれた時の決意を憶えておらずとも、自分で決めたことを、さも無かったことのように平気な顔しているのは、見苦しいことよ。
ましてや、誰かとの約束事であれば尚のこと。
そのいい加減さは、己の人生にとって確実にマイナスに積み重なっていっている。
「人間は未熟なんでしょ?人間弱いんだから、それくらい仕方がないじゃん。そんなにくそ真面目にしていると、心折れちゃうよ。」…。
お主、この世で心折れるよりも、あの世の咎めで心折れる方が余程辛く厳しいものであることをここで云っておく。
もう一度云う。
己、一度やると決めたことは最後までやり遂げよ。
さすれば、結果云々ではなく、確実に次に進む。
そのことを肝に銘じ、今世での自分で願い出た約束を果たすべく、決めたことは何があろうとも最後までやり遂げます。
有難う御座います。