このような妄信は、全て祓った方がいい。
この地球上において、天が特別扱いするものは何も無い。
それは国家や民族においてもそう。
ましてや聖地などというものは無い。
「我が国は神の国、我が民族は神の子、この地は人類の聖地…」
このような妄信は、全て祓った方がいい。
この未熟な人間の特別扱いや贔屓(ひいき)に対する身勝手な思い込みは、笑止千万。
この先は、選民思想に行き着くことを押して知るべし。
自分たちは選ばれし者。だから特別。あっちは選ばれていない者。
だから粗末に扱う。
ならば殺めてもいい。
この思考、思想は天が最も忌み嫌うもの。
己、自分は特別だと思っているか?
その思い上がりが、その身を亡ぼすのだということを憶えておくがいい。
もう一つ付け加えるならば、歪んだ正義も同類。
こっちが正義であっちが悪。
だから悪を潰すなどの行為は、あの世で大罪となる。
己、現実世界の中で、これ無意識のうちに念じていないか。
これが、3次元世界で戦争が無くならない最大の理由。
この真理を悟れないから、この人間社会の中で、小さきものから大きなものまで、これらの思考や思想や言葉を浴び続けることになる。
もううんざりだ。
生きとし生けるもの全てが天の子、神の分け御霊。
誰それが可愛いだの、かれは憎いだのという思いは一切無いのだよ。
更に云うならば、人類が天を見放しても、天は人類を見捨てたりはしない。
これが実相。
そして、敢えて、この超大宇宙において聖地と云うならば、この地球全体がそうだ。
お主らは、すべてが揃う有難い世界で生かされている。
そのことに感謝をせずにどうする。
この感謝の念があれば、身勝手な思い込みや特別扱いや贔屓、歪んだ正義などは一切起こるはずがない。
それが起きているということは、真に感謝の念に到達出来ていないことの証明。
逆に、この域に到達できた時、世界は一気に良きに変わる。
そのことを肝に銘じ、万象にもっと深く感謝が出来るよう、真理の探究を怠らず、謙虚、正直、素直に生き続け、自分自身が変わり、そのことで微力ながら、争いのない世界の実現に寄与していきます。
有難う御座います。