![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/101514248/rectangle_large_type_2_7eb084bb800fa8f707a27ba6e93d31d1.jpeg?width=1200)
お金を大局的に使うということ
お金の生きた使い方。
本当に分かっているか?
「あんたに言われるまでもなく、うまくいってるよ。がっぽり稼がせてもらってますわ。左団扇っていうやつですかね。笑いが止まりませんわ」
「お金に生きた使い方なんてあるの?あるならば教えてほしい。働いても働いてもお金が一向に増えないんです。増えるどころか、何もしていないのに減る一方…。これでは生きていくことが出来ません…」
「カネカネって、カネの話は嫌いなんだよ!皆、そればかり。カネのために生きているのって、見苦しいし、全然カッコよくない。胡散臭い儲け話を持ってくるやつ、殴りたくなる。」
「お金の話、大事ですよね。お金がないと生きていけない世の中であるのは事実だし。バランスなのかな。私は丁度いい感じがいいです。全然多くなくていい。普通に生活できて、生きていけるくらいのお金があれば十分。あり過ぎるのも、無さすぎるのも、何か良くない感じがします。私にとって丁度いい感じが、続けられたらいいと思っています。」
「大人は、みんな、お金がないお金がないって言ってる。お金ってそんなに大事なものなの?大人になった時、お金のことで心配したくない!親は、そのためには、いい学校に行って、公務員とか、いい会社に就職しなさいって。本当にそれでお金の心配がなくなるんだったら、僕がんばるよ!」…。
お金の話に至ると人間は、なぜか熱くなったり妙に冷めたりする。
もう一度、尋ねる。
お金の生きた使い方、お主は出来ているか?
「あ、そういうことですか。う~ん、あまり生きた使い方が出来ていないかも。だって、物価は高くなる一方だし、この先、災害とか、紛争だとか、金融破綻だとかもある。子供の学費や冠婚葬祭、親の介護のことだってある。自分の仕事がいつなくなるか分からないし、自分の健康のことだってある。だから不安が無くならない限り、無駄遣いは出来ないし、生きた使い方なんて、考える余裕はないかも。」
「私はお金の生きた使い方、かなり意識してますよ。将来、不労所得が出来るように、今、いろいろと取り組んでます。投資もそれなりにやってます。使えるお金は少ないけど、将来のことを考えて、少しでも足しになればなって思って…。」
…なるほど。
お主ら、聞きたいのは、そのような話ではないのだよ。
人間社会におけるお金の役割は、水の如く、あらゆるものを循環させるためにある。
これが本来の役割。
従って、最低限、循環を止めないということ。
そして流れを更に良くする、詰まっている部分を清め流すために使う時は使うということ。
真理は、自分のためだけにお金というものを捉えていると、目減りしていくだけだということだ。
困っている他者のため、社会のために使う時は使うし、出す時は躊躇なく出す。
なぜならば、人間は他者や社会、環境との繋がりの中で生かされているからだ。
お金の生きた使い方は、大局的に思いを持って使うということ。
そのことが実践出来た時、巡り巡って、己の元に必ず生かしに帰ってくる。
これが真の実相。
試してみよ。
そのことを肝に銘じ、お金の生きた使い方に徹して生きていきます。
有難う御座います。
いいなと思ったら応援しよう!
![Hiroto](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55295975/profile_05674e0975085fd9f30aae7c903e7ccf.jpg?width=600&crop=1:1,smart)