帰って来た橋本治(No.1061)
考える人 メールマガジン
2024年5月30日号(No. 1061)
帰って来た橋本治――編集長のイチオシ
1977年のデビュー作「桃尻娘」を皮切りに、小説や古典の新訳、社会時評、評論から、イラストやニットまで、多くの作品を残した橋本治さん(1948~2019、享年70)。その膨大な「仕事」を軸に生涯をたどる展覧会「帰って来た橋本治展」が神奈川近代文学館にて開催中です。
開催を記念して、同展の編集委員を務める作家・松家仁之さんによる講演、さらに橋本さんの実妹である柴岡美恵子さんを迎えた対談が、4月20日に行われました。
その講演と対談を「考える人」に採録、配信中です。
柴岡美恵子×松家仁之 対談
昨日にまさる今日よりも、明日はもっと倖せに
松家仁之 記念講演
「わけのわからないもの」の鎮魂
「考える人」の創刊編集長でもある松家さんは、新潮社時代の経験から、橋本さんの仕事に通底するものは「わけのわからないものの鎮魂」だったのではないかと問いかけます。
柴岡さんは、橋本さんが編んだセーターを着て登壇。家族しか知らない貴重な橋本さんの姿や、亡くなって初めて教わったことなどを披露しています。
もちろん展覧会の見どころについても。大充実の同展の最終日は6月2日日曜日。未訪の方はお急ぎください。
(編集長・金寿煥)(「波」2023年6月号より)
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