ほんとに子供がいらないのに！！！

私は結婚しているが、子供はいない。
というか、いらない。今後作る予定がない。

「子供を作らない」は結婚する際の条件のひとつであり、夫ともちゃんと話し合って決めた。
↓こちらの記事に少し書いてあるよ

で、結婚した際に他人からめちゃくちゃ言われたのが、「おめでとう！次は子供だね！」だ。
その度、「子供はいらないんです」と言うと、「いらないの！？なんで！？」と、かなり驚かれる。

子供がいらない理由はありすぎて書けないので、いくつかさらっと紹介すると

・子供が嫌い（かわいくない）
・子供が障害者になる確率を無視できない
・子供にお金や時間を使いたくない
・自分の人生を生きられなくなるのが嫌だ
・女だけが出産、育児の負担を被るのが嫌だ

などなど

などがあるが、その場では端的に「欲しくないので」と伝えると、「子供を持った方がいい」という説得が始まる。

「今はそう思っても、そのうち欲しくなるよ」
「自分の子供ならかわいいよ」
「親に孫の顔見せたくないの？」
「そんなんで老後はどうするの？」
「もしかして不妊なの？」
などなど……

うるせえ！！！子供なんていらねえんだよ！！！
私はなにか屁理屈をこねたいわけではなく、ただ単純に、子供がいらない。本当に、子供がいらない。

「子供を産むのが当たり前の人」には、そのことを理解してもらえない。
「子供が欲しくない人がいる」ということが彼らには理解できない。

「子供を産むこと」が人間として至極当然のことだと思っているので、まさかこの世に子供がいらない人がいるなんて、想像もできないらしい。

「今はそうでも、やがて欲しくなる」というのが、1番お決まりのパターンだが、余計なお世話だ。仮に、本当に万が一、やがて欲しくなったとして、私は産まない。養子をとることを検討する。自分の子供は一生涯持たない。

下衆な人間だと、「不妊だから自分にそう言い聞かせているのか」とか聞いてくる奴もいる。おい、ほんとうにそうだったらどうするんだ。
私は自分が不妊なのかどうかもしらない。どうでもいい。てか不妊の方が嬉しい。もし子供ができてしまったら中絶すると決めているから。
私が子供を産まないことより、他人にそんなことを言える見識の狭い人間が子供作ってる方が恐ろしいよ。

「子供産め産め教」の人たちは、「子供を産んだ自分」しか誇れるものがないのかな、と思う。それはそれで勝手にやっててくれればいいが、なぜ産みたくない人にまで強制しようとしてくるのだろうか。

私はそいつらに、「子供産んだんですか！？たいした遺伝子でもないのに！！〇〇さんのお子さん障害者ですよね！産む前に考えなかったんですか？」とか、「老後がどうって言いますけど、△△さん息子さんから嫌われてますよね！ほぼ絶縁状態ですよね！？せっかく産んだのにかわいそうですね！！」とか言い返すこともできるんだぞ。　
でもやってないんだ。私の良心に感謝しろよ。

とにかく私が言いたいのは、「不妊」でも「今だけ」でもなんでもなく、ただ純粋に子供がいらない人間もいるということです。

「子供産め産め教」の人にはもう疲れたよ、ほっといてくれ。このまま変わらずしつこいと、上に書いたようなことを言い返してしまいそうだよ。

あ〜ほんとに子供がいらないのに！！！