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困った子どもと困った親

わたくし、もやしの自己紹介

わたくし、もやしの勤める学校は
子どもがやりたいことをやる珍しい学校。
3歳から12歳の子どもが毎日通っている。

・自ら考え行動できる人間に育つ
・全ての人が認め合う社会
・大人も子ども共に学び合う

を大切に記事を書いていきます

育てにくい子の家族支援

著書「育てにくい子の家族支援」 高山 恵子
を読んで、共感した部分を
私の視点もプラスしながらお伝えしたい。

困った子ども、育てにくい子ども

「やって欲しくない言動を繰り返す」
「思った通りにならない」

例えば
あらゆる物を投げる
人の物を勝手に取る
部屋の中を走り回る。

そんな子どもを
困った子ども、育てにくい子どもと表現する。

困った子どもに対しては
子どもの気持ちに目を向けることが大切。
「嫌なことがあって、それをうまく表すことができない」
「言葉にできないモヤモヤがある」
「取られたものを、返して欲しいけど言えない」

子どもの目線に立つと
「困った子ども」→「困っている子ども」

子ども自身が困っているから
大人が困る言動で表していることが多い。

こんな困った言動の場合
「欲しいものがあると勝手に取る」

子どもの気持ちは
「欲しい物がある時、どうすればいいか分からなくて困ってる」
「欲しいと言っても、貸してくれなくて困っている」
「自分のものと、相手のものとの区別する概念がない」

子どもの気持ちを理解して
困っていることにアプローチする。
まずは子どもの代わりに、大人が欲しいものを貸してもらう。

今日や明日で
自分で欲しいものを貸してもらえるようにはならない。

毎日の積み重ねが大切である。

困った親

言うことを聞かない子どもに対して
「言うこと聞かないと叩くよ」(脅し)
「後でお菓子あげるから」(外発的動機づけ)
「もう勝手にしなさい!」(ダブルバインド)

こんな困った言動をとる親がいます。
どの言動も子どもにとって、あまりいい影響を与えません。

しかし、困った子ども同様
「困った親」→「困っている親」

親自身が困っているから、このような言動で表している。

困っているから助けてもらう。

「私は困った親だ」と気持ちが落ち込むこともあると思う。
しかし、困った親ではなく「困っている親」であり、
子どもも「困っている子ども」である。
何も恥じることはない。

困っているなら、誰かに助けてもらう。
社会で生きる上で、当たり前のことだと思う。



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