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アルフォートを残すことができる人を尊敬する

アルフォートは美味しい。
誰もが知っている事実。
しかし、私に難題を押し付けてくる厄介さも持ち合わせている。
それは、残して次の日に食べるということ。

大袋ではなく、このサイズのアルフォート

調べると、12粒入っているらしい。
1ダース。私にとって絶妙な数だ。
あとひとつ、もうひとつだけ!
そうしている内に、残り1個。
ここまで来たら食べない訳にはいかない。
もちろん食べる。無くなる。
またアルフォートとの掛けに負けてしまったーー!!

そんなせめぎ合いが毎度行われている。
(アルフォートからすると不本意だろうが)

仕事の合間に、パクッと1粒。
疲れた脳に染み渡る甘さ。
そんな1粒を残すことができる人を間近で見ると、
心底驚く。隣で目ん玉ひん剥いております〜

しかし、類は友を呼ぶようで
私の親友も同じくアルフォートを残せないタイプ。
だから、3粒でも残せるものなら奇跡なのである。

「みて!!今日は年に何回かある、残せる日だったよ!」
と連絡すると、
「うわ!!すごい!!!!痩せちゃうじゃん!!!」
と、返ってくるのであった。

そういうところ大好きだ!

親友に褒めてもらうために、
今日くらい残しておいてあげてもいいかな。
そんな甘い決意を固めたのであった。

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