成績をあげるだけなら
学習塾や予備校として「成績をあげる」ということだけ考えるなら、そこまで難しくはないと思っています。
本人の能力差は多少はあるにせよ、何かを身につけるには
わかりやすい講義(インプット)
反復する仕組み(知識の習得)
演習(アウトプット)と解説(フィードバック)
が基本になってくるかと思います。
あとはこれらを「外的に実行する仕組み」を作ってしまえば良いわけで、例えば
授業を受ける頻度を増やす(ex.塾に週4通う)
学ぶ内容をコーディネートしてあげる(こちらで準備し課す)
宿題やテストなど「タスク」を課す(報酬やペナルティも用意)
つきっきりでティーチング(引っ張り上げる・頑張らせる)
これらを予算を気にせず外注すれば、かなり成績はアップするでしょう。
1つ前段階の「力」を
考え方研究室.ブリッジで実現したいのは、その1つ前段階
それらを生徒が自らの意思でやろう、挑戦しようと考えること
そして行動に移すこと、そこから何かを学ぶこと
つまり勉強を通して成長すること
であり、内的動機づけ、つまりセルフモチベーションを発揮することを、まず身につけてほしいと思っています。
ではこのために具体的に何をすれば良いか、という話になるのですが、
勉強というものの本質の理解
自分の「現状と目指す姿」の把握
明確な目標設定
それが「できる」という確信
具体的でわかりやすいアクションステップ
日々、コツコツ取り組む「習慣」
仲間・チーム・コーチなどの仕組み
そして何よりも「もっと良くなりたい、成長したいという欲望」です。
これらがあれば、きっと社会に出た時にどんな職業や仕事についても、自分が思い描いたことを実現していけると思っています。
勉強はそんな「内面的に成長するチャンス」なわけで、それらを奪う(半強制的に勉強する仕組みを与える)のは本当にもったいないなと感じています。
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