コミティア147で買った本の感想①【九艦長さん編】
コミティアからかなり経ってしまいました。
まだ購入した本全てに目を通したわけではないけれども、まぁまぁ読んだので、遅ればせながら少しずつ感想を書こうかなと思います。
読み応えありました。
だから1日で全部は読めませんでした。
『REAPERS』1〜4とそのスピンオフ2冊。これらを約3日間かけて読みました。どんな内容かと言うと…
はい。
いや、日常漫画……なのかな?笑
日常の、本当にそこいらに暮らしている人物と入れ替わって、何食わぬ顔でその人になりきって生活しているけど(つまり大人しい人になり変わっている分には大人しくはしている。無闇に悪さはしない)、ひとたびバレちゃうと魔物が本性を表す。身近な人になり変わっている場合、本物は殺されているので、このままで悪さしないなら別にいいじゃない……とは、やはりならない。
この化け物を神(4体いるらしい)と契約した神父(リーパーズ=刈り取り屋)が駆逐していく漫画です。化け物を退治するリーパーズは神器と呼ばれる武器をそれぞれ持っていて、ちゃんと退治するには、それを使わないとダメなんだけど、その神器は、契約時に本人が思い浮かべた武器……なのだそうだ。この主人公はバール(を思い浮かべてしまい、それ)が神器になってしまって、それを使うのがどうも恥ずかしいらしい。だからそれ以外の武器でやっつけようとして、やたら手間取る。そこが、ちょっと抜けてて可愛いとも言える。
何か交渉する必要があって神に会いにいく時はとあるトイレの便器に座ってフリーフォールよろしく激しく降下するのも、なんちゅう設定か!!……です。
1〜4は続き物だから、ちゃんと巻の最後には「引き」があって、「え、ちょお!この続きどうなるん?」と気になる仕組みになっております。主人公もだけど、それぞれにリーパーズになった理由や経緯があるみたいで、少しずつ明かされていくのも、ちょっと推理モノっぽくて面白かったです。
九艦長さん自身は、バトルシーンが苦手だから、ほとんど日常マンガになってる……と仰っていますが、そんなことはないです。バトルシーンもあるし、ちょっとグロいし、ちょっと女の子がエッチなアングルで出てきたりもします。
エンタメだなぁ……。
しかもここ1〜2年位でこの量?という分厚さ。私こんなに描けないなぁ。とにかくすごいな、という感想です。
とにかくものすごい熱量、物量で刺激を受けました。
もう東京のコミティアはこれが最後、と仰ってましたが、どうやら次の5月のコミティア148にもいらっしゃるみたいなので、お会いするのを楽しみにしつつ、私も頑張らないとー!と思いました。
ありがとうございました!!