結婚してから一度もしてない!離婚する前に原因を調べましょう
こんばんは、レスのカウンセリングをしている金子です。
今回は、結婚してから一度もしていない、という夫婦のためのお話をしたいと思います。
もしあなたが、このような状況に陥っており、離婚まで考えているのなら、その前にちょっとだけ考えてみましょう。
役所に婚姻届を提出し、迎えた初夜。きっとするだろうと思っていたら何もなく就寝。
次の日も、その次の日も何もなし…気が付いたら結婚してから一度もしないまま数ヵ月が過ぎていた。
このような状況で相談にいらっしゃる方もいます。
いったい何が原因なのでしょうか?
結婚すると興奮しにくくなる
結婚してから一度もしていないパターンとして多いのは付き合っているときからレスぎみだったというものです。
この場合に結婚したからといって急にセックスをしだすことはないでしょう。
もしあなたが女性だったら期待してしまうかもしれません。
あくまで傾向ですが女性は親密度が増すことでセックスに対する欲求も高くなります。
結婚によって絆が強まれば身体的にも親密になりたくなるのです
しかし男性は必ずしもそうではありません。男性を性行為へと駆り立てるのは多くの場合、性欲です。
そしてその性欲は新鮮さやハラハラした興奮によって生じることが多いです。
結婚によって関係が安定するとパートナーを奪われる心配も減りますから、性欲によって駆動された「したいという気持ち」は治まっていくのです。
付き合っていたときは月に一度だったのが、結婚したら数ヵ月に一度になってしまうこともあるのです。
「状況の認識の類似性」のズレ
それまでは週に一度はしていたのが、結婚を機に急にしなくなってしまうことも稀にあります。
この場合には気づかないうちにパートナーを幻滅させている可能性が考えられます。
特に付き合っているときにお互いが実家住まいだったり、遠距離だったりして、一緒に泊まる機会が少なかった場合などは、一緒に暮らしてから初めて知る一面が多いです。
それが嫌悪感を芽生えさせるものだった場合にはセックスをする気が消失してしまうこともあります。
目の前の出来事を同じように認識していることを「状況の認識の類似性」といいますが、これが合っていないと関係がうまくいかなくなります。
例えば外から帰ってそのままベッドの上に腰掛けることを何とも思わない人もいれば、汚いと思う人もいます。このような「状況の認識の類似性」に差があると冷めるきっかけとなります。
特にどちらかが潔癖症だったりすると、清潔感のなさを感じた途端に身体的な接触に嫌悪感を持ってしまうこともあるのです。
気づかないうちに相手をモヤモヤさせている
新婚の方からの相談で時々あるのが、結婚生活の準備段階で相手にモヤモヤしてしまったというものです。
特にお金に関することで引っ掛かりを感じるという相談を受けることがあります。
夫婦とはいえ結婚前に取得した貯金や不動産は個々のものです。
しかしパートナーの財産を共有財産にでもなったかのように扱ってしまう人がいます。
このように扱われた側は経済的なメリットのために結婚したのかと疑ってしまうのです。
また言葉の端々に楽な生活をしたいから結婚したというニュアンスが出ていたりすると、愛情が急激に冷めます。
そのような状態になるとセックスをする気には到底なれないのです。
この場合には少し怒りの感情が生じていることもあります。
離婚したほうが良いのか?
結婚してから一度もしていない場合に離婚を考えることもあるでしょう。
再開の見込みがないとか、子供を希望しているけれどタイムリミットが迫っているとかであれば離婚も選択肢となるでしょう。
もたついていると一生後悔してしまうかもしれません。
しかし、そうでないならなぜしないのか原因を究明し、解決のために出来ることを一通り試してからでも遅くはないと思います。
まずはこれ以上悪化させないことが大切です。
目の前を裸でうろついたり、下着を見えるところに干さないなどの対策はしておきましょう。
また「何でしないの?」と問い詰めるのもNGです。余計にしたくなくなってしまいます。
どんなことでも気軽に話し合える空気を醸成してください。ただし最初からレスの話し合いをするのはNGです。余計に悪化します。
かつてはセックスしていた関係であれば復活する可能性はありますから諦める必要はありません。