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年代モノの初代ソアラに遭遇

 とある建物の地下駐車場で、今では眼にすることの少なくなった初代のトヨタ ソアラと遭遇しました。

 それもテーマカラーだったシャンパンゴールドとブラウンメタリックの2トーン塗装で、リアウインドにはオリジナルのシェイドまで付いています。さらには、この時代特有のフェンダーミラーというオリジナル度の高さに驚いてしまいました。

 コンディションは悪くはないのですが、ルーフとボンネットの塗装の艶が失せかけてしまっているのは陽焼けでしょうか?

 地下へのスロープを降っていくところで見掛け、僕も同じところに自分のクルマを駐めていたので早足で階段を掛け降りていったら、ちょうどソアラのドアが開いて年配男性のドライバーさんが出てくるところでした。

 挨拶して立ち話したところ、新車からではないが30年以上乗っているとのこと。2.0リッターエンジンを搭載した「VX」グレードなので5ナンバー。初代ソアラでは、2.7リッター6気筒エンジンが搭載されたトップモデルは当時は税金がとても高かった3ナンバー仕様だったことが注目を集めていました。それまで日本車には存在していなかった高級パーソナルカーの嚆矢となりました。

 先を急がれていたので、連絡先を伝えて失礼しました。そのうち、何か面白い話が聞けるかもしれません。

 

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金子浩久書店
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