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#BMW
10年10万kmストーリー 第44回BMW320i(1987年型) 33年7万km モデラーの執念に刮目
タイムスリップしてしまう!
ピカピカのBMW320iを前にして、瞬時に記憶が30年以上前まで遡ってしまった。
まず、驚かされるのがコンパクトな外観だ。この3シリーズって、こんなに小さかったっけ!?
E30と呼ばれる第2世代で、全長4325ミリ全幅1645ミリしかない。現行のトヨタ・プリウスより小さいのだ。
おまけに、2ドアセダンというのがいい。BMWに限らず、この頃のヨーロッパのクル
10年10万kmストーリー 第11回 BMW M3(1996年型)9年11万km“国鉄時代”を撮り走った高性能BMW
招き入れられた自室の壁一面に、たくさんの鉄道模型が陳列されていた。
鉄道にはまったく不案内だけれども、最新型の新幹線のような新しいものもなければ、反対に蒸気機関車のような古いものもなさそうな感じだというぐらいはわかる。その中間の、昭和の頃に眼にしていたような列車ばかり並んでいるように見える。
「ええ、そうです。国鉄の時代のものが好きなんです」
コクテツ!
懐かしい響きだ。JRは、かつて国
10年10万kmストーリー 第4回 BMW 325iカブリオレ(1987年型)29年21万9000kmこだわりがないのが私のこだわり
広告業界に才能が集まっていた時代があった。
僕が大学生の頃には、それまで黒子的な存在だったコピーライターに注目が集まり始めた。ウディ・アレンに筆を持たせ、「おいしい生活」と書かせたパルコの宣伝がもてはやされた。
それまでの言語的な常識から、“生活”を修飾するのに“おいしい”はふさわしくないのだけれども、それをつなげてコピーとしたのは糸井重里のセンスと能力の現れだったし、当時の日本人はそれ