#1 私の経験について(幼少期に感じた寂しさ)
私は、幼少期からずっと変わり者だった。
北海道の田舎で、
会社員の父とパート従業員の母の間に
長女として私は生まれた。
保育園の時から、引っ込み思案で自己主張をしない、
踊りの時間や運動の時間に皆がはしゃいでいるのを
どこか恥ずかしいと思いながら
その場で立ち尽くしているような子だったので、
保育園の先生からは、少し変わった子と評価されていたようだ。
小学校に入っても、私は、やっぱり引っ込み思案で、とても大人しかった。
しかし、その反面、やっていいことと悪いことの
区別